フィギュア自体はクオリティ高いが - 武装神姫の感想

武装神姫はコナミから発売されているフィギュアのことであり、それをモチーフにしたアニメ作品である。フィギュア自体はかなりのクオリティがあり、ものによってはプレミア価格で取引されたりもする程である。実際、この作品の主役のひとりであるアルトレーネのフィギュアを所持していたことがあったが、あれ一体だけでも十分満足できるほどのクオリティであったのは今でも覚えている。しかし、フィギュアの展開はずいぶん前から止まっていたのに今更アニメ？というのは拭えなかった。

作品自体は人気どころのキャラ４体を軸に送られる日常であるが、物足りなさがどこかしら出てくる印象があった。理由としてはバトルの展開が少なく、せっかくあそこまで細部に作られたデザインを活かせてない感を感じた点である。実際、私がアルトレーネ購入のきっかけになったのは可愛さだけでなく、かっこよさも備えていたのもあったからである。次にせっかくのアニメなのに新たなフィギュアの発売や次につながる要素が感じられなかったことである。アニメをやる以上、次につながるものを出していく必要性があるのに、それがあまりないという所は大きなマイナス点であり、見る意欲を下げてしまう所もあった。

唯一良かったと思えたのはキャラクターの可愛さくらいだが、フィギュアでそれを実感してるしなんとも言えなかった。以前はかなり頑張って展開してる印象があったのに、次につなげる姿勢があまり感じられないのが只々残念であった。