人生のバイブル漫画 - ハチミツとクローバーの感想

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漫画レビュー数 3,135件

ハチミツとクローバー

4.634.63
画力
4.38
ストーリー
4.63
キャラクター
4.50
設定
4.50
演出
4.38
感想数
4
読んだ人
20

人生のバイブル漫画

5.05.0
画力
5.0
ストーリー
5.0
キャラクター
4.5
設定
4.5
演出
5.0

私自身ハチミツとクローバーは定期的に読む漫画です。

全員が片思いの切ない漫画なはずなのに読んでいると心がぽかぽかしてくる心がほっこりする心のサプリメントのような漫画です。

ハチミツとクローバーは恋愛だけでなく美大生という専門的な道に進んでる話なのに将来のこと、大人になること、家族のこと、友達のことを悩んで躓く姿と必死に答えを出そうとするキャラクターたちを見ていると自分も頑張ろうと思ったり、私もこんな気持ちになるときあるわ〜と共感する部分が多いストーリーになっています。

こんなに切ない要素がたくさんあるのにギャグ要素もあり絵柄もほんわかしているのでギスギスした雰囲気はまったくありません。 恋愛を題材にしてるのに一切ギスギスした気持ちにならないずっとキュンキュンできる素敵な雰囲気です。

よくある少女漫画ではみんながみんな片思いの物語はストーリーが進むにつれて誰かが傷ついたり、もどかしい気持ちになることがよくありますがそれでもどのキャラクターに対しても嫌いになることがまったくない珍しい恋愛漫画だと思います。

それはいろんな人物の視点から見ているからどのキャラクターに対してもこちらの読み手が近い存在になるからじゃないかなと私は感じそれがハチミツとクローバーの一番の魅力だと思います。

いつまでも人生のバイブルとして悩んだり落ち込んだりした時や恋愛してるときに会いたくなるそんなまんがで一番のオススメ少女まんがです。

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他のレビュアーの感想・評価

読む時期によっていろんな捉え方ができる青春漫画

この漫画を初めて知ったのは高校生のときでした。「とにかく笑いが止まらないほど面白い漫画がある!」と友人に借りたことがきっかけで1~2巻を読み、芸術大学という舞台と濃すぎるキャラクター設定に嵌って、自分でも買うようになりました。当時はとにかく面白いギャグ漫画として楽しんでいました。大学生になったころには、少し捉え方が変わってきました。自分が登場人物と同じような立場・年頃になり、同じように恋をするようになったからです。この漫画はしばしば「登場人物全員が片思い」とあらわされますが、自分のうまくいかない恋愛を被らせ共感するようになりました。おそらく、多くの同年代の女子が「あゆ」の叶わない恋に涙したのではないでしょうか。そして大学を卒業する頃から社会人になる頃に読み返すと、うまく進まない就職活動、将来への漠然とした不安がつのり、同じく卒業を控えて苦しみもがく「竹本」に大いに共感することになりまし...この感想を読む

4.54.5
  • おみおみおみおみ
  • 93view
  • 670文字

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