来年には地球が無くなる…!?
いきなり一斉射撃から始まるこの漫画…只者じゃないって思いました。今の世の中「暗殺」って言葉でも子供の教育に悪いとかって言われそうな感じですが、この本はある意味教育なんじゃないかって思います。 エンドのE組というものを作ることで他者を見下し、ああはなりたくないと思わせて上を目指させる環境。そんな環境にいるE組の生徒たちは投げやりな毎日を送っていたかと思います。 そんな時に舞い降りた成功報酬100億円の暗殺。もちろん生徒の目は輝いたかと思いますが実際は困難極める戦いでした。 マッハ20で動き回る先生には銃も当たりません。生半可な攻撃ではだめなんです。 その暗殺の仕方を一生懸命考えていくのが生徒たちの仕事。 そんな中で先生は生徒たちに色んなことを教えて行きます。 自分を犠牲にして暗殺はしない、誇れるようなことをしなさい。 他人とは違う才能を開花させて自分に合ったものを伸ばしていく。 先生は絶対に生徒を見捨てない、なんて…来年には地球を滅ぼすって言ってる先生のセリフじゃないですよね(笑) 地球を滅ぼしますがその前にE組の先生であるので先生としての務めはしっかり果たすようです。 はたして生徒たちは無事に殺せるのでしょうか…?毎回変わった暗殺が繰り広げられて生徒一人ずつにも着手されているので読み応え抜群です。
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