来年には地球が無くなる…!? - 暗殺教室の感想

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漫画レビュー数 3,135件

暗殺教室

4.784.78
画力
4.72
ストーリー
4.78
キャラクター
4.83
設定
4.89
演出
4.72
感想数
9
読んだ人
38

来年には地球が無くなる…!?

5.05.0
画力
5.0
ストーリー
5.0
キャラクター
5.0
設定
5.0
演出
5.0

いきなり一斉射撃から始まるこの漫画…只者じゃないって思いました。今の世の中「暗殺」って言葉でも子供の教育に悪いとかって言われそうな感じですが、この本はある意味教育なんじゃないかって思います。 エンドのE組というものを作ることで他者を見下し、ああはなりたくないと思わせて上を目指させる環境。そんな環境にいるE組の生徒たちは投げやりな毎日を送っていたかと思います。 そんな時に舞い降りた成功報酬100億円の暗殺。もちろん生徒の目は輝いたかと思いますが実際は困難極める戦いでした。 マッハ20で動き回る先生には銃も当たりません。生半可な攻撃ではだめなんです。 その暗殺の仕方を一生懸命考えていくのが生徒たちの仕事。 そんな中で先生は生徒たちに色んなことを教えて行きます。 自分を犠牲にして暗殺はしない、誇れるようなことをしなさい。 他人とは違う才能を開花させて自分に合ったものを伸ばしていく。 先生は絶対に生徒を見捨てない、なんて…来年には地球を滅ぼすって言ってる先生のセリフじゃないですよね(笑) 地球を滅ぼしますがその前にE組の先生であるので先生としての務めはしっかり果たすようです。 はたして生徒たちは無事に殺せるのでしょうか…?毎回変わった暗殺が繰り広げられて生徒一人ずつにも着手されているので読み応え抜群です。

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暗殺教室は勉強になることや、気になることが多くて面白い。

「殺せんせーが発した暗殺に関する名言を、仕事や日常生活に置き換えて考えてみる」暗殺教室の主人公殺せんせーは、一巻から実に多くの名言を残しています。そのほとんどが暗殺に関する言葉ですが、あえてその数々の名言を「仕事」や「生活」に関する言葉として読んでみました。すると殺せんせーの言葉は人生の役に立つことが分かりました。例えば一学期の中間テストの時に言った「第二の刃を持たざる物は暗殺者の資格なし」という言葉の「暗殺者」を「仕事」に変えると、「第二の刃を持たざる者は仕事(を語る)資格なし」という言葉になります。すなわちより良い仕事をするためには、一つのやり方にこだわらず広い目と広い心で状況を的確に判断する必要があると伝えていると考えられます。他にも杉野友人が野球(暗殺)の才能がないと悩んだ際に、「才能の種類は一つじゃない。君の才能に合った暗殺を探して下さい」と殺せんせーは言っています。この言葉も仕...この感想を読む

5.05.0
  • ゆいゆい
  • 470view
  • 2327文字
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