暗殺教室の感想一覧
漫画「暗殺教室」についての感想が9件掲載中です。実際に漫画を読んだレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
暗殺教室は勉強になることや、気になることが多くて面白い。
「殺せんせーが発した暗殺に関する名言を、仕事や日常生活に置き換えて考えてみる」暗殺教室の主人公殺せんせーは、一巻から実に多くの名言を残しています。そのほとんどが暗殺に関する言葉ですが、あえてその数々の名言を「仕事」や「生活」に関する言葉として読んでみました。すると殺せんせーの言葉は人生の役に立つことが分かりました。例えば一学期の中間テストの時に言った「第二の刃を持たざる物は暗殺者の資格なし」という言葉の「暗殺者」を「仕事」に変えると、「第二の刃を持たざる者は仕事(を語る)資格なし」という言葉になります。すなわちより良い仕事をするためには、一つのやり方にこだわらず広い目と広い心で状況を的確に判断する必要があると伝えていると考えられます。他にも杉野友人が野球(暗殺)の才能がないと悩んだ際に、「才能の種類は一つじゃない。君の才能に合った暗殺を探して下さい」と殺せんせーは言っています。この言葉も仕...この感想を読む
ネウロ並みに面白い♪
普通におもしろいこちらの漫画。暗殺教室。今回のこれ、暗殺教室は作者の前作のネウロなみにおもしろいのでお勧めです。普通に楽しいですわ。確か日常で使われる殺すはあんまり本気じゃない~みたいなのが元にあったんでしたっけ。個人的にこういった切り口はあんまりなかったのでけっこうおもしろいなーと思いましたわ。ジョジョの「殺すと言った時には」じゃないけどさ。ひとまずアニメにもなっているしその辺がかなり気になっている作品。もっとおもしろさとかのいろいろな要素が伸びてくれれば嬉しいな・・・と思って毎週毎週を楽しみにしています。最近のジャンプの名作互選に入る良作です♪
表紙がかわいい
ネロウの作者、松井さんの作品で斬新かつコミカルな設定で描かれています。題名の通り暗殺がテーマなのですが暗くドロドロとした雰囲気ではなくギャグ要素も満載なので軽い感じで楽しく読めます。大まかの設定を説明すると、落ちこぼれ組のE組が月を三日月にまで消滅させた未知の生物、殺せんせー(主役?)を殺そうと切磋琢磨していくストーリーです。殺せんせーもただ生徒を脅かす存在ではなく、時には先生として生徒の苦手な分野やトラウマを一緒に克服したり成長したりしていくのも読みどころです。また、一巻で漫画の世界観もきちんと説明されているので今後の次巻がどう転ぶのか楽しみです。あと、漫画の表紙もシンプルでかわいくて好印象です。
殺せんせー
週刊少年ジャンプにてネウロを描かれていた松井優征先生の新作です。現在も週刊少年ジャンプで連載中ですでにかなりの売り上げとなっている人気作品!突如現れた人外生物がとある名門進学校の落ちこぼれクラスの担任となり生徒たちにさまざまなことを教えながら生徒は担任である生物を暗殺しなければならなくなります。約1年の間で暗殺できなければ月を壊したように地球も壊されてしまいます。学校生活を送りながら生徒に授業も教え暗殺の機会を与えていく人外生物、殺せんせーと生徒たちのお話です。ネウロは読んだことなかったのですが、人気があったし見た感じ殺せんせーがかわいかったので読んでみたら面白かったので買い集めています。絵についてはあまり上手ではなく、違和感を感じるシーンもいくつかありますがすっきりしていて読みやすいので特に気にせず読んでいます。暗殺とはいっても殺伐とした感じではなくコミカルに描かれていて先生としての良...この感想を読む
読めて良かった。
殺せんせーの授業というか、暗殺の教えというか、何だかすごく良いです。生徒一人一人とちゃんと向き合い、ちゃんと健全な暗殺を望む感じを、微笑ましいと思えました。もっと、ドロドロした話や、胡散臭過ぎて付いていけない話なのかと思って読み始めたら、面白かったです。何回も読みたいと思う作品ではないけれど、印象に残る面白さでした。久々にジャンプの漫画を読みました。感動的でした。タコのような容姿で、あり得ない速さで動く、そんな殺せんせーのことを暗殺できるのかどうか続きが気になります。何とも魅力的な作品です。暇つぶしには、もってこいの作品だと思います。
巧い
ひとのススメで手に取ってみた。巧いな。設定のオリジナリティずば抜けてる。「やる気」を=「殺る気」とかけている発想素晴らしい。これは先の展開が気になるところ。暗殺が失敗しても成功しても、何かしらまずいことになる。それをどうクリアしていくんだろう?殺せんせーは今のところ良い教師としての特質のようなものが前面に押し出されているけれど、これからどうなっていくのか。なぜそんな立場に甘んじているのか、なんとなく窺い知れるところもあり。絶妙なバランスだな、と思った。早いだけでかなりの強さにつながるんだなぁ、って気付かされたり。烏丸さんもなかなかいい味出してるなぁ。
来年には地球が無くなる…!?
いきなり一斉射撃から始まるこの漫画…只者じゃないって思いました。今の世の中「暗殺」って言葉でも子供の教育に悪いとかって言われそうな感じですが、この本はある意味教育なんじゃないかって思います。エンドのE組というものを作ることで他者を見下し、ああはなりたくないと思わせて上を目指させる環境。そんな環境にいるE組の生徒たちは投げやりな毎日を送っていたかと思います。そんな時に舞い降りた成功報酬100億円の暗殺。もちろん生徒の目は輝いたかと思いますが実際は困難極める戦いでした。マッハ20で動き回る先生には銃も当たりません。生半可な攻撃ではだめなんです。その暗殺の仕方を一生懸命考えていくのが生徒たちの仕事。そんな中で先生は生徒たちに色んなことを教えて行きます。自分を犠牲にして暗殺はしない、誇れるようなことをしなさい。他人とは違う才能を開花させて自分に合ったものを伸ばしていく。先生は絶対に生徒を見捨て...この感想を読む
名前と表紙のギャップ
良い意味で騙されてしまいました。暗殺教室という題名から私自身は暗殺者を育てる学校の物語なのかなって変な想像をしていました。でもなんだこの表紙?へんな顔って感じに思いつつ、読み出したのですが、なんと1クラスだけが暗殺を目的とした教室だったんですね。代々そういう教室だったわけでもなく、そこの担任をしている教師を殺すためにその年にできたというか、そいつが担任になった時点でそういうふうになってしまったのですが・・・先生は最初の表紙にどうどうと描かれていたへんな顔の生物で、人間たちは超漫画らしく描かれている。自分たちの未来のため、世界のために授業中いかなる時も先生を殺すために命を狙っている生徒たち。でも相手ははちゃめちゃすぎる。そんな変わった生活を過ごしている生徒たちのお話なのです。彼らは果たして残された時間のあいだに先生を暗殺することができるのか乞うご期待ですね。色々と変わった能力を持つ先生に驚...この感想を読む
タイトルに偽りなし
あのネウロの松井先生が描く新シリーズ、暗殺教室です。暗殺教室というタイトルは非常に物騒ですが、タイトルに間違いはありません。しかし内容はというと暗殺稼業の一族…などというわけではなく、普通の学校のクラスです。ただ他と違うのは、先生を一年間の間に暗殺しなければならない、ということ。この教室の先生は人間ではなく、月を半壊させてしまったとされる化け物です。最高時速マッハ20で動くことが出来、普通のナイフや銃弾などは効かず暗殺しようとしたら丁寧に眉毛の手入れをされてしまう始末です。しかし何故かこの教室の先生になることを希望したために、生徒は国によって特殊な武器を支給され多大な報酬の代わりに暗殺を以来されます。一年以内に暗殺しないと今度は地球が破壊されてしまうのです。この化け物こと、ころせんせーは非常にユーモラスな姿をしており、また普通にイイ先生をしているので評価に困ります。ころせんせーも色々な...この感想を読む