ベリアルさんの秘密が明らかに - 天使禁猟区の感想

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漫画レビュー数 3,135件

天使禁猟区

4.504.50
画力
4.50
ストーリー
4.50
キャラクター
4.50
設定
4.75
演出
4.25
感想数
2
読んだ人
4

ベリアルさんの秘密が明らかに

4.04.0
画力
4.0
ストーリー
4.0
キャラクター
4.0
設定
4.5
演出
3.5

続きます。やっと半分まできました。10巻です。 話の内容よりもベリアルさんの今まで明かされることのなかった性別が どういったものになっているかがわかって私にとって大変、楽しい巻でした。 アラクネが裏切りものと気がつくも 川に落とされそうになる刹那とノイズ。 アラクネは九雷を憎んでいたという。 アラクネが消えたところで、目的地へ到着する。 マッドハッターにもてあそばれるも どうにか仕組みを見破る刹那。 行方不明になった九雷探しを、 マッドハッターと勝負することになり、 アスモデウスのもとへ行くこと。 その頃、九雷はアスタロテと出会っていた。 残虐な兄に見つかりそうになる前に 彼女は九雷を逃がそうとするが… 少しずつ色々ななぞが解けて面白い巻です。 蛇の二人はなんだか切なかったです。 切り離さなかったアスタロトと 最期に自分を犠牲にしたアスタロテ。 互いに残虐でも血の繋がった兄妹なんだなぁと。 なんとも人間臭いものです。 ラファエルとミカエルと紗羅の会話で 紗羅なのか、ジブリールなのか どうしてそうなってしまったのかの仮説が立てられます。 なるほど、なるほどでした。 やはり、あの人は怖い人ですね。 そして、九雷奪還作戦ですが 刹那はここでもラッキーで切り抜けます。 強運過ぎやしませんか、こいつ。 つっぱしり具合がやはり苦手です。 そして、ベリアルさん。もう、なんと申していいのやら。 そういうことだったのですね。 だから、花嫁探しをしているのですね。 という納得のお姿でした。天使って複雑な作りです。 停滞気味だったところから 動きが少し出てきて面白い巻でした。

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他のレビュアーの感想・評価

最初から最後までたまらない。

読めば読むほど中学生の時に初めて読んだときは衝撃しかなかった。兄妹で愛し合ってる。最愛の妹が死んで、生き還させる為に再び会う為に頑張る。沢山人が死んでも頑張る。位にしか感じなかった。絵が好きで読んでた。大人になってから再度読み直したら、すべての人物抱き締めたい衝動にかられた。刹那ほど沙羅ほど一人の人を愛することはできるのだろうか。愛されることができるのか。その二人だけではなく、全ての登場人物が、それぞれの愛情を正義を抱えていて兎に角切ない。歪んでたり届かなかったり、届いた時には遅かったり、見えなかったり、守ろうとしているのに守れない。清く正しくのままでは守れない己の正義。張り裂けそうだ。愛するとはなんだ読むたびに考えるのは、愛するとはなんなんだと。どの感情も全て主観でしかない。一方的なものだなと。与えられている方も、それが本当なのかわからない。行動から感じとるしかない。が、その感じ取っ...この感想を読む

5.05.0
  • かいちょーかいちょー
  • 424view
  • 1072文字
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