ベリアルさんの秘密が明らかに
続きます。やっと半分まできました。10巻です。 話の内容よりもベリアルさんの今まで明かされることのなかった性別が どういったものになっているかがわかって私にとって大変、楽しい巻でした。 アラクネが裏切りものと気がつくも 川に落とされそうになる刹那とノイズ。 アラクネは九雷を憎んでいたという。 アラクネが消えたところで、目的地へ到着する。 マッドハッターにもてあそばれるも どうにか仕組みを見破る刹那。 行方不明になった九雷探しを、 マッドハッターと勝負することになり、 アスモデウスのもとへ行くこと。 その頃、九雷はアスタロテと出会っていた。 残虐な兄に見つかりそうになる前に 彼女は九雷を逃がそうとするが… 少しずつ色々ななぞが解けて面白い巻です。 蛇の二人はなんだか切なかったです。 切り離さなかったアスタロトと 最期に自分を犠牲にしたアスタロテ。 互いに残虐でも血の繋がった兄妹なんだなぁと。 なんとも人間臭いものです。 ラファエルとミカエルと紗羅の会話で 紗羅なのか、ジブリールなのか どうしてそうなってしまったのかの仮説が立てられます。 なるほど、なるほどでした。 やはり、あの人は怖い人ですね。 そして、九雷奪還作戦ですが 刹那はここでもラッキーで切り抜けます。 強運過ぎやしませんか、こいつ。 つっぱしり具合がやはり苦手です。 そして、ベリアルさん。もう、なんと申していいのやら。 そういうことだったのですね。 だから、花嫁探しをしているのですね。 という納得のお姿でした。天使って複雑な作りです。 停滞気味だったところから 動きが少し出てきて面白い巻でした。
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