ライフ・イズ・ビューティフル
私が今までに見てきた映画の中でも好きな映画のTOP3に入る作品です。 愛情あふれる家族の物語で、特に父親が命をかけて家族を守る様子が描かれていてラストの方は涙なしには見られません。 冒頭から前半にかけては、イタリアの小さな街にやってきたユダヤ系イタリア人のグイドと、ドーラという女性の恋の物語がコメディタッチで進んでいって、イタリア人の笑いのセンスが分かって楽しいです。 二人は結婚しジョズエという男の子が産まれて幸せな生活を送っていましたが、ユダヤ人に対する迫害がナチス・ドイツによって始まり、後半のストーリーは前半部分とは一変して暗いものになっていきます。 そんな中でも希望と明るさを失わず、息子に優しい嘘をつき続けるグイド。 悲しい現実を物語の中では出来るだけ明るく見せた分、逆に最後は余計悲しみが増しますが感動して泣ける映画になっています。 ベニーニの早口なイタリア語も面白いのでできれば字幕で見るのが良いと思います。
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