レックスさんおつかれさまでした
大人気恐竜パニックムービーのシリーズ第3弾。 今作では1作目にて主人公だったグラント博士が再び主役へとおさまっています。 監督も変わり、内容が随分大衆向け娯楽作品になったといわれる本作ですが、 やはり一番の特徴は、ラスボスことティラノサウルスレックスの早々の退場劇と言えるでしょう。 前2作に渡り、その暴虐ぶりを如何なく発揮してきたレックスさん。 今回ではレックスよりさらに凶悪な外見をした、その名もスピノサウルスとの 壮絶な死闘を演じた末、力及ばずラスボスの座を明け渡す事となります。 実際のレックスは鈍重で、死体を漁るスカベンジャーだった。 なんて叩かれる事も多いレックスですが、 その凶悪な外見や雄大な立ち姿は、 これぞまさしく恐竜だという確かな存在感を放つ大好きな恐竜だっただけに、 あっけない交代劇は、個人的に若干の不満もありました。 ただやはり、全体的に表現される恐竜達の生の迫力は、 さすがのジュラシックパークだと納得の出来栄えです。 霧の中から現れるプテラノドン、最高や。
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