文藝春秋のおすすめ小説一覧
文藝春秋の人気小説から新作小説まで全1793作品を、人気の高い順に一覧表示しています。レビューン小説では、感想と評価をもとにおすすめの小説をご紹介しています。
地下の鳩
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退廃的雰囲気を醸し出す西加奈子得意の夜の世界 私はこれを黒加奈子と呼ぶ!
代表的黒加奈子スタイル私は西加奈子の小説を愛している。彼女の作風は大きく二つに分かれる。「うつくしいひと」「炎上する君」「キリコについて...
かわいそうだね?
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かわいそうの受け取り方は難しい
アキヨというモンスター男性にとってずーっと飽きのこない女性の特徴はなんでしょう。長い交際期間を終えて一度関係をリセットしているにもかかわ...
下流の宴
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母親ってやつは…
由美子の上流志向はいつから?わかる、わかるよー。それが『下流の宴』を読み始めてすぐに思ったことでした。何がわかるのかって、それは母親の由...
終点のあの子
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都内有名私立女子高校のスクールカーストの話
綺麗でかわいい装丁だなあと思って、手にとりました。読みやすく、綺麗な文章でした。都内有名私立女子高校1年の少女達の話3話と、そこ出身の美...
メイプル・ストリートの家
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思いがけない発想に驚く作品たち
キング・ホラーとしては若干弱めな印象かこの「メイプルストリートの家」には、全部で5つの作品が収められている。その5つが5つともが、どうし...
真珠夫人
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菊池寛は女性を愛してくれた
女性を愛してやまない菊池寛男性のために人生を狂わされ猛烈に反抗して太く短い生涯を駆け抜けた女の物語。封建的な時代に男の後ろに控え、まるで...
悪霊の島
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孤独な島と孤独な男の恐怖物語
若干の読みにくさが否めない上巻この「悪霊の島」は、上下巻ある長編物語である。物語の長さから言うと、「リーシーの物語」や「11/22/63...
11/22/63
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単なるタイムスリップものではない、切なく美しい物語
タイムスリップする先の時間が固定するということこの小説はタイムスリップできる先はいつも1958年9月9日AM11時58分に固定されている...
Op.(オペレーション)ローズダスト
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優しすぎる主人公
何故か読み返したくなるストーリー。最初この本を読んだのは私が高校生の時でした。お邪魔虫扱いか異端視扱いされている二人組の刑事もの。某作品...
子どもは判ってくれない
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大人へのメッセージだろうな。
子どもは判ってくれない、という「子ども」は、幼児でもなければ児童・生徒でもないんですね。まえがきに「この本の想定されている読者は『若者た...
大地の子
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中国と日本の歴史が分かる壮大なドラマ
いわゆる中国残留孤児をテーマにした物語で、テレビドラマ化されて、大ヒットしました。戦前のまだ貧しかった日本は、満州に活路を求め、開拓団と...
葡萄と郷愁
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女性にお勧め
『葡萄と郷愁』、タイトルがキーワードになっている。日本人女性、ブダペストに住む女性、2人の女性が人生の岐路で悩み決断する話。女性の心の揺...
沙中の回廊
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古代中国を舞台に精緻で華麗な文体を駆使して、躍動する人物像を描いた 「沙中の回廊」
それにしても、どうして宮城谷昌光の小説は、これほどまでに胸が躍るのか。読んでも読んでも、その思いはつきることがない。「沙中の回廊」は、古...
奇譚草子
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怪談のオリジナル
この本との出会い私は以前夢枕獏の作品を読んだことがあります。その時は、あまりそういう小説を読まないせいもあるのか、夢枕獏のエロい文章に途...
ビッグ・ドライバー
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「不愉快で手厳しい」というテーマの小説
原題「Full Dark,No Stars」からの1冊この「ビッグ・ドライバー」は、「Full Dark,No Stars」から2分冊さ...
キャパの十字架
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推理していく過程。
沢木耕太郎さんの作品を様々読んでいると、ロバート・キャパとのかかわりがとても深いことが分かる。そして、ずっと、あの有名な写真、スペイン戦...
おらんくの池
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爆笑必至、山本家AtoZ
週刊文春での同名の連載をまとめた本の第一段。山本一力の日々感じたこと、考えたこと、経験したこと、のつれづれなるエッセイだが、眼目はなんと...
霊鬼頼朝
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もともと頼朝は人質で苦労したそうですね。
源氏武士はもともと冷たい側面を持ちあわせています。彼は子供の頃に北条家に預けられ、少年期を過ごしたと言います。その弟義経は自分が源氏の御...
無理
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全員心に思う「無理」の二文字のストーリー
「最悪」「邪魔」に続いてタイトル「無理」は、その前に出版されているこれら2文字のタイトルを思い出させる。そしてそれら2冊のタイトル同様か...
イルカ
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静かに浸透していくお話
自然な営み妊娠という人生の転機を慌てず地に足ついたまま受け入れる姿勢が不思議で、しかし、すんなり自分の中へと落ちていく納得が感じられまし...