天間荘の三姉妹-スカイハイ-のあらすじ・作品解説
天間荘の三姉妹－スカイハイ－は、高橋ツトムの漫画作品で、グランドジャンプにて2013年18号から連載を開始、2014年19号で終了、単行本として全4巻を刊行している。 今作品は、スカイハイシリーズの新章となっており、天空と地上の間にある魂の宿・天間荘を舞台に、宿の大女将で母・天間恵子、姉・のぞみ、妹・かなえ姉妹の元に腹違いの妹・たまえが訪れることからストーリーが始まる。 今日、訪れるお客を控えて、天間荘を切り盛りしている姉・のぞみが笑顔の練習をし、料理を担当しているかなえに最高の料理を用意してと注文をつけた。今日これから訪れる顧客は腹違いの妹・たまえで、年齢は17歳なのだが、今まで一度も会ったことがない。 19年前に天間荘を出ていった上に娘までつくった父に不満を感じつつ、出迎えに向かうのぞみの前にタクシーが止まり、イズコとともに一人の少女が降り、海を見て興奮している。イズコは、たまえが臨死状態にあることを知らないことや事故前後の記憶が無いことをのぞみとかなえに伝え、母は12年前に病気で死亡、父はたまえを置いて出て行ったことを話し、冷静な判断ができるまで姉妹に見守ってほしいと頼むのだった。
