殺人現場は雲のの評価
殺人現場は雲のについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
殺人現場は雲のの感想
凸凹コンビは面白い
2時間サスペンスっぽいスチュワーデスで見た目も細い・太いで正反対、性格も慎重だったり大雑把だったりする2人が殺人事件に遭遇し解決する。まさに2時間サスペンス的な作品。事件が起きて、その現場にデスの2人がいる。そして鍵やヒントがでてきて、解決へというパターン化している作品ではある。ただスチュワーデスが主人公なので、すべての話が飛行機がらみなのは新鮮で面白い。その飛行機の中で”忘れ物に御注意ください”という話は面白かった。殺人事件ではないが、飛行機に赤ちゃんを忘れたという展開で「赤ちゃんを忘れるか?そんなバカな!?」と、思わず口に出した斬新な発想の話は笑った。現在では、セキュリティとかも厳しいと思うので、1990年代じゃないと絶対ありえない話だと思った。ビー子がアクセント凸凹コンビというのは、やっぱり面白い。この作品でいえば、頭のいいエー子といいトコなしのビー子。先に挙げた話でも、忘れ物の赤ちゃん...この感想を読む