ゆっくりさよならをとなえるの評価
ゆっくりさよならをとなえるについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
ゆっくりさよならをとなえるの感想
59編の短いエッセイ集です
いくつかの新聞や雑誌に連載された文章を集めた59編のエッセイ集です。3~4ページほどの短い物が多いです。だから、チョコチョコ読むのに向いてます。内容は、本の話、お酒を飲んだ話、食べ物の話、友達の話、旅の話…などが多いかなと思いました。食べ物の話は、私も好きなので、面白く思って読んだけれど、本の話は、全然知らない本ばかりで、寂しく思いました。お酒を飲むシーンが、とても美味しそうだなあというのが印象的。散漫と読んでいるという本の話、私も散漫と読んでいる方だと思うけれど、全然内容の覚え方、捉え方などが違い、やはり作家というのは、すごいのだなあと尊敬しました。文章を読んでいると、目の前に絵が浮かぶような、そんなゆったりした、気持ちになれました。