一日の最後にお疲れ様って言ってくれる人いるっていいな
青石花笑
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「きょうは会社休みます。」は2012年1月から「cocohana」(集英社)に連載されている藤村真理原作の日本の漫画で、コミックスは2015年2月現在8巻既刊。 テレビドラマ化され有名になった。 主人公「青石花笑」は彼氏いない歴&処女歴33年のOLだったが33歳の誕生日の夜、花笑は10歳以上年下の21歳大学生田之倉と2人でお酒を飲み、酔ったいきおいで一夜を共にしてしまう。それをきっかけに田之倉と付き合う事になり花笑にとって初めての恋愛が始まる。それとは別に年上のCEOからも告白され花笑の恋愛が見逃せない。 2014年10月から日本テレビ系列綾瀬はるか主演でテレビドラマ化され、アラサー世代の独身OLを中心に人気となり平均視聴率16パーセントの高視聴率を記録した。ドラマの中で使用された「壁ドン」という言葉も有名になった。その効果もあってか2014年の電子書籍で最も読まれた女性漫画第一位に輝き大ヒットしている。
あなたのために初めてをとっておいた花笑は恋人も初恋も全部置いてきちゃった33歳。働きどおしのキャリアウーマンってわけじゃなくて、会社で事務やりながら実家暮らしをしている女性である。別に腐女子であるとか、変なこだわりがあるとかじゃなくて、ただ臆病で何となく恋を逃してズルズル来てしまった、というパターン。身だしなみを整えれば十分女の子っぽいのに、髪を一つ結びにしてメガネしているから地味女…メガネをとればかわいい女…?ってことになりそうだが、メガネをしていてもいなくても、田之倉くんには魅力的だった。と、信じたい。周囲の人も、そのギャップに驚いているリアクションというより、心境の変化を察する…というリアクションだったしね。そのあたり、現実に近く感じられるから、読者もついつい感情移入して読んだのでないだろうか。花笑のいいところって、すごくきっちりしている性格なのに、恩着せがましくなくて、ドライなメ...この感想を読む
「きょうは会社休みます。」は藤原真理先生のマンガです。花笑は33歳の誕生日を彼氏いない歴33年&処女歴33年のまま迎えてしまった。大学1年のときに、1度だけあったチャンスを逃してしまった事を未だに悔やみながら、処女をヴィンテージレベルまでこじらせた花笑に、誕生日の奇跡がおこる?というあらすじになっています。33歳で処女喪失ものということでちょっとエロいのを想像していたのですが以外に王道な感じで、ピュアな物語になっていました。そして相手の田之倉くんがとてもかっこいいし素敵なのもよかった。絵もきれいだし、アラサーの気持ちがよく伝わってくる感じがあります。
年下男子とうっかり付き合うことになってしまったアラサー女子の恋愛話です。おとこの一生や姉の結婚等でアラサー恋愛は一つのトピックになってきましたが、本作はわりと実際にありそうな話だなと思いました。花笑さん、中学生みたいで本当に笑えます。ただ、人によっては花笑さんのように結構年下と付き合っている人もいると思うので、本巻で発生する事件とか結構身に覚えがある人もいるのかも知れない。ただですね、いくら事務職とはいえ仕事は仕事としてやってほしい。毎度お酒飲んで記憶なくすのも大人の女性としてどうかと思う。恋愛面も含めるとこの人30オーバーとしてどうなんだろうとはちょっと思いますね。。。
よみがな:あおいしはなえ ニックネーム:はなえさん 年齢(作品時):33歳 性別:女 国籍:日本 住まい:実家 所属:事務職 性格:地味で真面目 特徴:年齢=彼氏いない歴 トラウマ:処女
よみがな:たのくらゆうと ニックネーム:田之倉くん 年齢(作品時):21歳 性別:男 国籍:日本 住まい:一人暮らし 所属:大学生 性格:予想外に誠実 特徴:物静かで穏やか 物語上での目的:自信のない花笑をいつも優しく包む
よみがな:あさおゆう ニックネーム:朝尾さん 年齢(作品時):35 性別:男 国籍:日本 住まい:一人暮らし 高級マンション 所属:食品関連の専門商社のCEO 性格:自信家 特徴:超辛口だが的確なアドバイスをくれる 物語上での目的:恋に不器用な花笑をからかっていたが、次第に花枝に惹かれてしまう
青石花笑
田之倉くんと付き合い、仕事帰りに寄ったお店で乾杯したときに感じたシーン。
青石花笑
朝尾さんに告白された事を田之倉くんにカミングアウトするシーン
青石花笑
会社が合併に伴うリストラを行うという噂を聞いた花笑の言葉