東京闇虫-2nd scenario- パンドラのあらすじ・作品解説
東京闇虫-2ndscenario-パンドラは、本田優貴原作の漫画作品である。この作品は、前作東京闇虫の続編にあたる作品である。また続編にあたるこのタイトル作品は、「東京闇虫パンドラ」としてエクセレントフィルムズ製作で実写映画化され、2015年4月に角川シネマ新宿などで公開された。 この作品は、主人公で冴えない営業マンである野々宮考が、後輩にはめられて東京の闇世界を垣間見ることになり、さらに家出少女の鬼塚結衣と出会い関わっていく中でその闇世界に足を踏み入れていく人生で最も選びたくないシナリオを描いたブラックアンダーグランド漫画作品である。結衣は17歳の未成年であるがお腹に子供を身ごもっており、その赤ちゃんのために援助交際などでお金を稼いでいる。 シリーズ1作目から登場し、アングラ世界に権力を持っている浅村は今シリーズでも登場するが、浅村自信の登場は少なく、主人公の野々宮の理性を飛ばす起爆剤や触媒のような存在となっている。
東京闇虫-2nd scenario- パンドラの評価
東京闇虫-2nd scenario- パンドラの感想
リアルな日本の闇
本屋さんで「ジャケ買い」の勢いで購入したマンガ。でもヒット!なかなか面白かった。売春する10代の女の子と、それを買う大人たち。主人公はそんな世界とは無縁の平凡なサラリーマン。このサラリーマンと女の子の出会いは、お互いにどう影響していくのか。また、ひょんなことから出会った浅村という男はこのサラリーマンにどんな闇の世界、裏の世界をみせていくのか。誰しもが「普通」に生活をしている中で、背中合わせにこんな事行われてるんだ・・・と思うと引き込まれていく。1巻は会社で「有能な新人」扱いの男が女の子を買って行った行為のせいでいっきに奈落へ落ちていく様も見ごたえあり。なかなかアンダーグランドでウシジマ君が好きな人は読んでみて欲しい。