びくびく ビリーの評価
びくびく ビリーの感想
心配性をなおす
心配性なビリーは、いろんなことが心配で夜も眠れない。その心配事っていうのが、ぼうしだとかくもだとか、すごくかわいいこと。それでも子供の時って小さいことがとても大きく感じられて、心配になるんよなあ。あるとき、ビリーはおばあちゃんの家に泊まりに行く。そこでも、ビリーは心配で、夜眠れなくなる。ビリーが眠れないと聞いたおばあちゃんは しんぱいひきうけにんぎょう をくれる。そのにんぎょうのおかげでビリーはよく眠れるようになるんだけど、ビリーにはまた心配事ができて・・・。ビリーのやさしさがかわいいし、私もしんぱいひきうけにんぎょうがほしいなと思った。
あれこれ心配なビリー。
男の子、ビリーはとても心配しい。特に寝る前。些細なことでも大きい心配事になってしまいます。わきあがるさまざまな心配事。でも雨が心配なのは私もそうだったな…。降りすぎたら家を飲み込みそうで。ビリーはお父さんに、そしてお母さんに、おばあちゃんにも優しく応対してもらえています。おばあちゃんがくれたのは「心配引き受け人形」。これはグアマテラという国に、実在する人形らしいです。しかし、ビリーは、心配引き受け人形のことさえも心配になってしまいました。でも大丈夫、その心配だけは自分で解決できそうです。ビリーは何だかんだで優しい子なんだなと思わせてくれる、心あたたまる絵本だと思います。