ドットインベーダーのあらすじ・作品解説
ドットインベーダーは、佐々木のミルの漫画作品で、ジャンプSQ.19誌上にて2011年3号から連載開始、2012年7月号で終了、単行本として全2巻を刊行している。 今作品は、インベーダーのウィルスに感染した幼なじみを助けるため、戦うトビたちの姿を描いている。 学生のトビは、不在の父の穴を埋めようと工場を手伝っている。しかし、同時にもう一つ問題を抱えていた。それは、幼なじみの皆本そらが、ある病気で学校に行けなくなったことである。数日前のこと、2人が学校から帰宅する途中、何者かが放ったレーザー光線がそらを直撃した。それ以来、ドットアイコンのようにカクカクしてしまうようになった。 この症状はしばらくすると元に戻るが、何かの拍子にカクカクする状態が続いている。二人で解決できないと考えたトビは、工場長代理の兄に相談すると、インベーダのウイルスに感染したのだと指摘される。兄はアイツを起こす許可をおやじに取ると話すのだった。アイツとは一体何者なのか!?
ドットインベーダーの評価
ドットインベーダーの感想
わりと好きな雰囲気だったが広がらない話だった
ラブコメよりもギャグ路線SFラブコメであると謳っていますが、SFって感じじゃないです。SFって聞くとちょっとシリアスな展開も想像してしまうものですが、毎回どうしようもなくふざけているので、ギャグ漫画として楽しんでいましたね。舞台はおんぼろの町工場。そこの息子であるトビはとても優しく真面目で律儀。傾きかけている会社を立て直そうと手伝いに取り組んだり、学校でもクラス委員として取り仕切ったり。チャラそうな見た目とは裏腹にとても真面目な奴です。そんなトビの幼なじみであるそら。ひそかにトビに恋心を抱いています。平穏な日常が過ぎていく中で、突如としてそらがインベーダーに襲われ、敵から放たれたビームが直撃し、レゴブロックのような形に変身を遂げた…!これはいったい何の病気?時間が経つと変身が戻る…そしていきなりレゴブロック化する!調べていくうちに、トビは実はおんぼろ町工場がインベーダー対策の支部になっており...この感想を読む
おもしろくなりそうなところで広がらずに終わった
ラブが雑に扱われているうたい文句は「SFラブコメ」であるが、SFってどこからどこまでを言うのやら…まじめな展開はほとんどなく、一生懸命に頑張っているのは主人公のトビくらいなもの。あとはギャグ漫画一直線で、オトナも子どももみんな銀魂臭がする奴らである。おんぼろ町工場の息子であるトビは、誰にでも優しいイケメン。身も心も清い真面目なイケメンである。会社がつぶれそうなのをわかっており、それを建て直そうと手伝いに励んでいるのがまた健気。学校でもクラス委員であり、爽やかな奴である。トビに恋する幼なじみのそらはかわいいギャル。目がくりっとしておりマジタイプ。そんな2人のもとに、事件は突如として起こる。よくわからないが、突然インベーダーが出てきてそらをビームで攻撃。そらはレゴブロックになってしまった…全然怖くない。おもしろくない。しかも、時間が経つと変身はとけると判明。いったい何なんだろうこのレゴ化…。つ...この感想を読む