ハガネの女の評価
ハガネの女についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に漫画を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
ハガネの女の感想
本気で子どもと向き合う教師の日々
全力で真実を解き明かす芳賀稲子。通称ハガネ。あだ名の通り、ハガネのような精神の持ち主。でもそれは別に傷つかないってことじゃなくて、いつも自分よりも他人の喜びを優先させることができるという点で、鋼なんだと思う。子どもたち中心に動き、子どもたちの幸せのために行動するという信念の強さが素敵で、子どもの理由も、親の理由も、先生の理由も。すべてに誠実にあろうと努力しているのがカッコいい。自分が悪いと思ったら謝るし、引きずらないし、絶対に子どものせいだけにしない。理由がなければおかしな行動は起こらないという気持ちの強さ。大事だよね。人間どうしても、自分は悪くない!って思いこむこともあれば、もういいよどうでも…ってあきらめてしまうこともある。そしてたいてい何かに思い悩んでいれば、どちらかに傾いていってしまう。こじれてしまうのは子どもに原因があるのか、親に原因があるのか、教師に問題があるのかと探ってい...この感想を読む