ふしぎの国のアリスの評価
ふしぎの国のアリスについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が3件掲載中です。
各項目の評価分布
ふしぎの国のアリスの感想
ゆめ?
この絵本は奇怪な出来事が織り成す物語である。まず主人公アリスが時計ウサギに出会うところから始まるが、私自身もこんな事起きないかなあと、夢を見たものである。何か不思議なものに出会い追いかけたい、冒険したいという願望は誰にでもあるのではないだろうか。子どもの頃、この冒頭を見てはドキドキしていたものである。もう一つ注目してもらいたいのは、個性のあふれるキャラクターたち。チェシャ猫・帽子屋・トランプ女王・歌を歌うイモムシなど奇怪なものの集まりである。特に帽子屋のセリフで好きな言葉がある。「なんでもない日おめでとう!」と彼らは陽気に過ごしている。何気ない日常を楽しく過ごしている彼らに元気をもらった。少し日常から離れて不思議なものに出会いたい人必見です。