玉村警部補の災難の評価
玉村警部補の災難についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
玉村警部補の災難の感想
目立たないが、玉村警部補のスピンオフ作品
スピンオフなのに目立たない玉村警部補バチスタシリーズのスピンオフ作品ですね。スピンオフといえばメインの登場人物ではないが人気のある登場人物に焦点を置いた作品になると思うのですが「玉村警部補?」というのが正直な感想でしたね。さらに本作品では玉村警部補よりも加納警視正のほうが目立っている印象でした。ただ、やはりうれしいのは田口公平さんが白鳥に振り回され、玉村警部補が加納警視正に振り回され、同じ境遇の2人が共鳴し言葉にはしないが同情しあっている場面がバチスタシリーズファンとしてはうれしいところですね。本作品はそんな玉村警部補が遭遇した事件の短編集になっています。 東京都二十三区内外殺人事件読み始めた瞬間、既視感に襲われました。どう考えても読んだことのある内容で誤って既読の作品を購入してしまったのかと思ったくらいです。しかしそんなはずはないと思い読み進め、内容を思い出し、以前読んだ内容の話が違...この感想を読む