お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか
日下部樹
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植物図鑑の名言集です。現在7件が登録されています。
日下部樹
まだまだ夜が凍りつく、冬終わりかけの休日前夜。 主人公がほろ酔い加減で帰り道をたどり、マンションのポーチに近づいたとき、ポーチの植え込みに放置してある大きなゴミ袋が捨ててあった。 ゴミ袋に歩み寄ると、遠目にゴミ袋と見えたものは、人間だったのである。 主人公はそっと腕を伸ばして人指し指で男の頬をついた。その刺激で男はうっすら目を開けた時の一言。
日下部樹
杏奈ちゃんに子供と一緒で大人だって逃げたりずるいこともするという話をしているシーン
日下部樹
ヒロインのさやかがベランダに生えている草のことを雑草と呼んだ時にイツキが言った言葉。
日下部樹
杏奈ちゃんが先生にくだらない雑草に気を散らすなと怒られた出来事を樹に話した時のセリフ
河野さやか
樹との小さな出来事で幸せだなと感じられると思った時のシーン
河野さやか
男と女の恋の違いはどんなものかを語った一言
日下部樹
樹が急にかえってきて今までいなかった事情を説明した後に言った重みのある言葉。
「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか?咬みません。躾のできたよい子です」撃沈です。イケメンが目の前に落ちていたら、拾ってしまいたい!!・・もう有川ワールドにはまりまくりの一冊でした!年甲斐もなく、どキュンキュン。嵐の二宮君で妄想しながら読み進めました(笑)植物に精通している家事も料理もできるちょっとイケメン。まさにイツキは理想の男。野草採りを通して少しずつ近づいていく二人の距離が、なんとも可愛らしく微笑ましくもありもどかしい。プロローグで別れがくることを示唆されてので、二人が甘くなっていくほどに切なくなったけれど、最後はハッピーエンドでよかった!!美味しそうな食事の場面が沢山出てきて、それがまた美味しそ!、植物と恋愛を絡めてこんな物語にしてしまう有川先生ってほんと天才。巻末のレシピが嬉しいです。