怨み屋本舗 REBOOTのあらすじ・作品解説
怨み屋本舗REBOOTは、栗原正尚により、集英社ビジネスジャンプに2009年4月から2011年10月まで連載された日本の漫画作品である。恨みを持つ依頼者に代わり、代金と引き換えに復讐を果たす「怨み屋本舗」を取り巻いた物語で、第一作目『怨み屋本舗』からの続々編に当たる。怨み屋は、依頼者に「あなたの恨み晴らします怨み屋本舗」と書かれた黒い名刺を手渡し、誰に知られることもなく、犯罪者たちを制裁していく職業である。恨みを持つ依頼者には必ずそれ相応の報酬を要求し、報酬を払えない依頼者には依頼者を闇ルートで働かせてでも報酬を得るという冷酷な一面も見られる。必ずしも依頼者を擁護するわけではなく、依頼者側が悪である場合は依頼者を制裁したりもするのである。 また本作は、『怨み屋本舗』と同じく、テレビ東京でテレビドラマ化されており、木下あゆ美主演、前田健らなど出演で、2009年7月10日からテレビ東京で放送された。
怨み屋本舗 REBOOTの評価
怨み屋本舗 REBOOTの感想
すかっと気分が晴れる漫画
「怨み屋」として働く、超美人、頭脳明晰な主人公が印象的な漫画です。生きていれば誰だって、誰かを怨んでしまったり、怨まれてしまったりがあるもの。しかし、誰かのせいで人生そのものが変わってしまったり、人格までも壊れてしまうほどの強い怨みを持つ人を「依頼人」として「あなたの怨み晴らします」と仕事を紹介します。主に社会的地位の抹殺や実質的な殺害で怨みを晴らしてくれます。しかし、「殺し屋」ではないために殺人はしません。頭脳を使っての心理作戦によって、ターゲットを社会的抹殺や実質的殺人に追い込んでいくのです。このただの「殺人漫画」ではなく、心理戦を駆使したストーリーに引き込まれます。意外な展開も多いです。誰かを怨んでしまうほどの強い感情があってこそ気づくもの、また、誰かに怨まれてしまったからこそ、大切なことを見失っていた気持ちに気づくこともあります。できれば怨みつらみを言ったり言われることなく人生...この感想を読む