怪盗探偵山猫のあらすじ/作品解説

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怪盗探偵山猫

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文章力
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キャラクター
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怪盗探偵山猫のあらすじ・作品解説

「怪盗探偵山猫」は神永学による長編小説で、角川書店より文庫と新書にて出版されている。 山猫は怪盗の傍ら、普段は下北沢でバーのマスターをしており、変装しているため、素顔、素性を知っているものは限られた人間だけで、謎だらけの人物である。「人を殺めない」を信条としており、「自分は義賊ではない」と公言はしているが、彼が盗むお金はそのお金の所有者が悪事にかかわり、貯まったお金、いわゆる「黒いお金」だけである。 雑誌記者の勝村は山猫に興味を持ち、取材で調査していたが、ひょんなことから事件に巻き込まれ、山猫とともに事件を解決していく過程が描かれている。事件解決後、山猫の根城である下北沢のバーには影も形も残っていなかったという形で1巻目は終わっているが、新書で出版されている短編集「鼠達の宴」と同日に出版されたシリーズ長編2作目の「虚像のウロボロス」では勝村と山猫が再びコンビを組み、見事に事件を解決していくのである。

怪盗探偵山猫の評価

総合評価
4.504.50
(1件)
文章力
4.004.00
ストーリー
5.005.00
キャラクター
5.005.00
設定
4.504.50
演出
4.004.00

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怪盗探偵山猫の感想

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怪盗探偵山猫の登場キャラクター

霧島さくら

よみがな:きりしまさくら 性別:女性 国籍:日本 所属:警視庁北浦警察署広域常習窃盗犯捜査本部 特徴:山猫が父を殺したのではないかと疑っていた 価値観:正義感が強い 物語上での目的:「山猫を逮捕する」決意を改める 職業:刑事 階級:警部補 知識:犯罪知識に長ける

勝村英男

よみがな:かつむらひでお 性別:男性 国籍:日本 所属:チーム山猫 特徴:喫煙者 価値観:対象を殺して快楽を満たしている 正体:結城天明の消し屋「カメレオン」 職業:コピーライター 幼少期:山猫と同じスパイ育成所に居たが途中で脱落してしまう 本性:残忍且つ猟奇性が目立つ

怪盗山猫

よみがな:かいとうやまねこ 性別:男性 国籍:日本 所属:チーム山猫 特徴:怪盗としては、鮮やかな手口で大金を盗み出し、同時に盗みの対象にはびこる悪事を暴き、何事もなかったように消え去る天才 特技:手先が器用 好きな食べ物:カップラーメン 職業:怪盗及び探偵 言動:突飛な行動が多く、常にハイテンション ...

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怪盗探偵山猫の名言

金の前では、理想や信念なんざ、ロウソクの炎よりも危ういものだ。金の力でちょいと吹けば、消えちまう

怪盗山猫

山猫がどうしても信じられないという勝村を納得させるために言った名言

正義より、命の方が大事に決まってます

勝村英男

拉致られた勝村とさくらが犯人と交渉する場面でさくらを説得するため言った名言

大きな買い物をした長期の借り入れならまだしも、目先の欲望のためにした借金は、絶対に減らない

霧島さくら

さくらが勝村に犯人たちがなぜ犯罪を犯したのかを説明する場合での名言

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