エルム街の悪夢のあらすじ・作品解説
1984年制作のホラー映画『エルム街の悪夢』は、名作に数えられる80年代ホラーの金字塔の1本。 この作品の公開以降、ファンタジー要素を取り入れたホラー映画が増えたという点でもエポックメイキングな作品といえる。 夢の中に現れる鉄の爪の怪人に捕まると現実でも死んでしまうというシンプルな設定を特殊効果満載でこれでもかと怖がらせてくれる作品。 監督のウェス・クレイブンは一部でのみ名を知られるカルト的な監督だったが、この作品の評価を受けて一躍メジャーに躍り出てマスター・オブ・ホラーとまで呼ばれるようになった。 当時無名のヘザー・ランゲンカンプをはじめとする出演者たちもこの作品をきっかけにブレークしていき、その中でもやはり当時無名のジョニー・デップが出演しているのはこの映画の密かな楽しみのひとつといえる。 3作目ではやはり当時無名のパトリシア・アークエットが出演しており、以降若手有望株の登竜門的なシリーズになっている。
エルム街の悪夢の評価
エルム街の悪夢の感想
眠ってしまったら…
当時この映画のVHSを持っている友達がいたので、気になり見るためだけに通ったのを覚えています(笑)怖すぎて一度では物語全てを見ることができず、一週間くらいかけてみたのも、私の今まで見た映画を探しても、この映画くらいだと思います(笑)今となってはフレディの色々なシリーズが上映されているので、ブラックジョークをかましたりなどと、ちょっとおちゃめな面もみせるキャラクターが頭に浮かびますが、このフレディは、ただただ夢の中で殺人を繰り広げるという、なんとも恐ろしいただの殺人鬼なのです。眠ってしまったら殺される・・・という恐怖。この手のタイプは、夜寝る前に思い出したりしてすごく怖くなっちゃうんですよね~(´Д`;)
フレディと言う名前を思い出してはいけない。
もう、救いようがないんですよねこの映画は。 誰も救われず、フレディにやられっぱなしです。 助かった~って思ったらそれは夢で、夢から醒めるとまた夢で・・・。 映画だってわかっているけれど、いつか自分もその世界に引きずりこまれるのではないかと怯えたこともありました(笑) そんなに、ひどい殺戮を繰り返すわけではないのですが、フレディの見た目が本当ダメで、あまり観たくないけどやっぱり観てしまうという、後引く映画です・・・。 怖いもの見たさっていうんですかね。 人間の性って怖いですよね。行ったらいけないって言われたら行きたくなるし、見ちゃダメって言われたら見てしまうし、忘れろっていわれたら思い出してしまう。 その人間の心理をついてくるんです。このフレディは。 だから、やっぱりこの映画をまた観てしまうんですよね・・・。
夢か現か・・・?
主人公となるヒロインなどは高校生です。同じ高校の友達やボーイフレンドもいるのですが、その中で夢で同じ恐怖体験をしていることが話題になります。そこでは手に独特の鋼の爪のついた手袋をつけた男が、自分らを襲撃してくるのです。それが原因で不眠症になりかけてるヒロインでしたが、ある時夢の中で受けた傷が現実にも残っていたり、同じ仲間が現実で殺されたりとパニックになっていきます。そこで母親から聞かされたのがかつえ実在した殺人鬼フレディでした。内容は語るまでもなくホラーの古典となった作品です。もはやフレディクルーガーは世界的にキャラクターとして認知されていますね。実際にこの第一作は今見ても十分に怖いです。映像の古さは問題になりません。子供の頃はイヤホンで聞いていてかなり映画世界に入っていて怖かったのを覚えています。ラストはギャグっぽくそれでいて怖いオチがついていてこの辺はアメリカ映画らしいと思いました。この感想を読む
エルム街の悪夢の登場キャラクター
フレッド・クルーガー
よみがな:ふれっど・くるーがー ニックネーム:フレディ 身長:173㎝ 体重:70㎏ 性別:男性 性格:冷徹で残忍。人々の恐怖を力の源にしている。 特徴:火傷で顔が赤くただれている。赤と緑の横縞セーター、茶色の中折れ帽、右手には鉄の鉤爪を装着している。夢に現れ被害者を弄び、残忍な方法で殺害する。 価値観:...
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