シベールの日曜日の評価
シベールの日曜日の感想
純愛とは
戦争で記憶喪失になったピエールと、父親に捨てられ寄宿学校に入れられていたシベールが出会い、友情とも恋愛とも取れるような親密さで、お互いに大切な存在になります。どちらも孤独だったのでしょう。しかし周りは2人の純粋な気持ちを理解せず、ピエールを変な目で見るようになります。そしてピエールを変質者扱いしている警察に撃たれて、ピエールが死んでしまうのですが、何だかとても後味が悪く、悲しい映画でした。宗教色も強いような気がします。確かに20も離れた大人の男性と、美しい少女が親子でもないのに必要以上に親しければ、周りは心配するかもしれませんが、幸せそうな2人を無理に引き離して、いいことなんか1つもないのになぁ・・・。