それは母ちゃんのためとか、父ちゃんのためとか、生活のためでもあるけど、俺、変わりたかったんだよ。
大根田真男
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映画レビュー数 5,784件
あの2ちゃんねるのニュース速報板に書き込まれた物を基にした書籍を映画化した作品。元ニートの主人公がブラック企業に勤めはじめる。その主人公を演じているのが小池徹平……可愛すぎるだろっ!ととりあえずツッコミを入れておいた。もうちょっとダメな感じの主人公ならこの映画はもっと面白くなってたのかもしれないけど、小池徹平のコミカルな感じの演技も悪くなかったです。世の中には本当にこんな風に苦しみ悩んでいる人がいるんだろうなって思うと少し切ない気持ちにもなりますが、社会における自分の立ち位置の様なものっていつも自分自身が一番よくわかっているんですよね…。この作品でその事を改めて実感しました。
面白いです。笑いあり、感動ありな作品です。SEという職種にあるあるなネタだと思います。人によっては共感できるところもたくさんあるのではないでしょうか?仕事の仕方と言うよりは、人間性だったり、協調性だったり、会社の空気だったり、色んなものが大切なんだろうなと思います。その人の能力とかではなく、もっと違う要素が仕事では大切になってくるんじゃないかなと思わせてくれる映画です。『なんの仕事をしているのか』ではなく『なんのために仕事をしているのか』がとても大切だと、私は感じました。ただ単に楽しむのもよし、深くメッセージを読み取るものよし。SEの人と一緒に観ると、観終わった時の感想が、より面白くなるんじゃないかなと思います。
出始めが不思議です。なんか、へたれの主人公だなーと思って見てたらあっという間に引き込まれてしまいました。ニートが、何社も何社も面接に行ったんだけど、何社も落ちて。最後に身の上を泣きながら話したら採用になって、でも勤めた会社が口だけの上司。それにへこへこ頭を下げる部下。怖い事務のおばさん。しかも家に帰れない。サービス残業当たり前のブラック会社で。っていう感じで・・・。現代社会に生きるニートが頑張って働く様の映画です。今頑張って働く自分とニート時代の自分が心の中で葛藤している姿に感動して最後に泣いてしまいました。一生懸命働く新入社員の方に見ていただきたい映画です。
大根田真男
寝ないでボロボロになるまで働いても、無理な納期要求に社内みんなが苛立っている中、真男が先輩の藤田さんから問われた「なぜ働くのか」という質問に対する自分の答えを素直にぶつけた言葉。