ラッシュライフのあらすじ/作品解説

原作の良さに全く届かなかったなぁ。。。ちょっと残念な構成

原作の伊坂幸太郎さんのファンなので、結構楽しみで観たのですが、正直伊坂作品独特の畳みかける構成力が乏しく、なかなかストーリーの世界に入り込めませんでした。せっかく今をときめく堺雅人さんを始め、寺島しのぶさんだったり、柄本佑さんなど俳優さんのチョイスは完ぺきに近いのに、上手くはまっていないのですよね。せっかく最高の食材があるのに料理が美味しくないみたいなそんな感じがします。やはり伊坂幸太郎作品は中村義洋監督に限るなって再認識してしまった一本でした。とにかく惜しい！全体的に惜しいのです。全体的な構成力だと思うのですが、よく原作には映像化は勝てないなんて言われますが、これは勝てないどころか同じ土俵に立てていない気がしてしまいます。それにしてもとにかく残念、惜しいのです。