クライマーズ・ハイの名言/名セリフ

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クライマーズ・ハイの名言

クライマーズ・ハイの名言集です。現在4件が登録されています。

お前を調子づかせるために520人は死んだんじゃないんだ。

悠木和雅

凄惨な事故現場を見てショックを受けた後輩が、あんたはこんな冷房の効いた涼しい所で仕事して、と怒り狂い、後輩を黙らせるために主人公が言い返したセリフ。

降りるために、登るのさ

安西耿一郎

一緒に山に行く約束をした安西と悠木。あとで駅で合流する約束をして、会社の前で一旦別れる。出て行こうとする安西に、悠木が訊ねる。「お前さぁ、なんで山に登るんだ。」

スクープは山登りと同じだ。小さな出っ張りに体重をかけて、一歩ずつ高度を稼ぐ。お前みたいにがむしゃらに登っちゃだめだ。

悠木和雅

事故原因についてのスクープをつかみそうな玉置が、悠木に取材先から電話をかけてくる。興奮気味の玉置をなだめるように、悠木が言うセリフ。

手を伸ばして下さい。必ず届きます。

安西燐太郎

安西と一緒に登るはずだった衝立岩に、22年後、安西の息子と一緒に登る悠木。滑落しそうになった悠木に、安西の息子が声をかける。

クライマーズ・ハイの感想

個性豊かな群像活劇

とある地方紙の新聞社を舞台とした物語で、日航機墜落事件をモチーフにしています。地方紙の意地とプライドをかけて、事故原因を追究していく姿が描かれています。また、後年の主人公が亡き親友との約束を果たすべく、クライミングに挑戦する話も時代を行ったり来たりしながら並行して展開していきます。ストーリーや演出もよく、キャストも豪華で見ごたえがあるのですが、難点を挙げるとすれば、いまいちメッセージが見えてこないというところでしょうか。完全なノンフィクションであれば、事実の顛末を追っていくだけで十分作品となると思いますが、日航機墜落事件以外のエピソードはフィクションであるため、この映画が何を言いたいのかわからないという点はやはり気になる部分ではあります。しかし、緊迫感あふれるシーンは見ごたえがあり、取材にかける記者の情熱には心打たれます。なんといっても豪華なキャストたちによるやりとりの面白さが圧倒的で...この感想を読む

3.53.5
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