アドルフの画集の評価
アドルフの画集の感想
もしもヒトラーが画家になっていたら
アドルフ・ヒトラーが若い頃画家を目指していたと言うのは有名な話ですが、この映画はそのエピソードを事実と絡めながら描いた作品です。ドイツが舞台の映画なのでドイツ人俳優でやってほしかった気がしないでもありませんが、それでも結構よくできた映画だと思いました。歴史上、ヒトラー=悪としてあっても、そこに至るまでの過程と言うか、そうならざるを得なかったヒトラーの過去を描いた映画というのは面白いです。もしもヒトラーが画家として成功していたら、世界はどうなったか。芸術家より向いていると言われた、建築家として成功していたら世界の歴史はどうなっていたのか、そんなことを考えたくなる映画です。