ドーン・オブ・ザ・デッドのあらすじ・作品解説
ドーン・オブ・ザ・デッドは、監督ザック・スナイダー、脚本ジェームズ・ガンが1978年に製作された、残酷描写と迫り来る終末観を映像化したことにより、ホラー映画の金字塔となったジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ」のリメイク作品として製作したものである。製作総指揮には、アーミアン・バーンスタイン/トーマス・A・ブリス/デニスE・ジョーンズ、音楽:タイラー・ベイツ、撮影:マシューF・レオネッティが担当している。 主演のアナ役にサラ・ポーリー、ケネス役にビング・レイムスを起用している。 アメリカのワシントン州エベレットが舞台となる。看護婦のアナは仕事を終えて自宅に帰宅した翌朝、人間たちが凶暴化しており次々と人々を襲う光景を見てしまう…。恐怖を感じたアナは自動車で町を離れ、生存者とともにショッピングモールに立て篭もるが…。 2004年3月19日にアメリカで公開され、日本では2004年5月15日に公開された。
ドーン・オブ・ザ・デッドの評価
ドーン・オブ・ザ・デッドの感想
これはリメイクか新作か
偉大なる『ゾンビ』のリメイク作品ジョージ・A・ロメロの名は、ゾンビ映画ファンなら一度は聞いたことがあるだろう。ブードゥー教のよみがえる死者(=ゾンビ)という意味ではなく、今日存在するあらゆる「怪物・ゾンビのひな型(=我々が普通に思い描く、人肉を求めさまようゾンビ像)」を作り上げた作品・『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』を作った偉大なる映画監督である。そのロメロの出世作であり、「ゾンビ三部作」と呼ばれるロメロゾンビ第二作目の作品が『ゾンビ』である(余談ではあるが、声優・櫻井孝宏は、「『ゾンビ』は人生が変わった映画」とまで称している)。『ゾンビ』は1978年の作品であるが、2004年にそれをリメイクした作品が現れた。それが『ドーン・オブ・ザ・デッド』だ(ちなみに、『ドーン~』の監督はザック・スナイダー)。といっても、『ゾンビ』と『ドーン・オブ・ザ・デッド』はストーリーや構成にそれほど類似...この感想を読む
走るゾンビ賛成派にとって最高の作品!
もう、何回観たかわかりません! とにかく、大成功のゾンビ映画だと私は思います! 歩くゾンビも、昔から見ていて十分怖かったですが、その価値観を覆す全力ダッシュのゾンビは、 もう楽しくて仕方ありませんでいた。(人格的に心配 笑) 特に、幼稚園の運動会で父親たちがあの狭い園庭のカーブを曲がるときのダッシュをゾンビがしたときは(最初の方)、まさに最高でした! ゾンビも小回り効かないで、大変なんだなあととても人間臭さを感じてしまったシーンでした。 設定もよくできていて、動物には反応しないとか、死んでからも人間の日常生活の癖でショッピングモールに集まってしまうとか、なるほどなあと思ってしまいました。(ロメロ監督のもみましたが、その頃はよくわかっていなかった。) とにかく、最初から最後まで息もつかせぬ展開なので、是非見てみてください。 「え~!早く早く逃げて!!!!!」って叫んじゃうこと間違いなしです。 ...この感想を読む
一押しオブザデッド
私の知るオブザデッドシリーズの中では、間違いなく1番好きな映画です。日常から非日常への切り替わる落差、極限状態に追い込まれた人間の狂気、そして愛。登場人物達の織り成す人間模様が、やけにリアリティのある描写で観る者を圧倒してくる作品です。一番好きなシーンは、避難先のショッピングモールの屋上と隣の鉄砲店の屋上同士で、双眼鏡とホワイトボードを用いてチェスをするシーン。短いシーンながらも、この混沌とした世界の中で必死に日常を取り戻そうとする登場人物達の必死さが妙にぐっときてしまいました。このディレクターズカット版では、鉄砲店の店主ことアンディの視点からなるストーリーが特典として収録されていますので、改めて見直してみると、さらに違った観方ができるのではないでしょうか。ゾンビものが好きだという方には間違いなくオススメできる一本です。
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