ゴーストシップのあらすじ・作品解説
ゴーストシップは、2003年に公開されたジョエル・シルバー、ロバート・ギメセスが主宰するホラー映画専門スタジオであるダーク・キャッスル・エンターテイメントが放つ第三弾作品である。 40年の間行方不明だったイタリアの豪華客船、アントニア・グラーザ号が突如ベーリング海にて発見され、引き揚げの依頼を受けたサルベージ会社のクルーたちが難破船へと乗り込み船内で作業に取りかかるが、そこで次々と奇妙な怪奇現象に襲われることとなる。映像の随所に挟まれる、40年前に起きた悲惨な事実とともにクルーたちは当時の惨劇を体験するような形で徐々にその幽霊船の辿った軌跡が明らかにされていく。 主演は、2015年の世界で最も影響のある100人にも選ばれたジュリアナ・マルグルースが務め、またマルグルースとはER緊急救命室でも共演した彼女の私生活のパートナーでもあるロン・エルダードもサルベージ会社のクルーとして作品に出演している。
ゴーストシップの評価
ゴーストシップの感想
スタイリッシュ感のある海上ホラー
海上を漂う無人の豪華客船が舞台のミステリーホラーで、その船に行き着くまでの話の流れや、見せ場となるシーンの徹底した凝りようなど、かなりしっかりとした作りになっている印象でした。自分としては、見せ場となった印象的なシーンは序盤の惨劇シーンと、後半にあった、船がその状態になるまでの経緯をスタイリッシュなBGMにのせてまとめたようなシーンでした。特に後半部分のほうはゾクゾクするようなカッコ良さがあり、それでいてテーマもしっかり込められていて妙な感動すら覚えました。そのシーンがなければごく平凡なホラー映画みたいな感じであまり印象には残らなかったかも知れません。ラストの終わり方も、はっきりとしたメッセージがあるような感じで面白かったです。
映像がきれいだけど、ショッキング!
パニックホラーだと思って軽く見ましたが、結構シリアスで話もよくできていて面白かったです。 映像がすごくきれいで、それが怖さを引き立てていた気がします。 一番のショッキング映像と言えば、ワイヤーでみんなが切断されるところです。 本当にビックリしたし、衝撃的だし、気持ち悪いというよりかは「唖然」としたって感じですね。 一人残った少女は、あの時どんな気持ちだったのか・・・私だったら耐えられません。 怖いのもあったけど、何だか切なくもありました。 死んだ人たちの魂でできていたゴーストシップ。 やはり呪われていましたね。 なんか、すっきりさっぱりとは終わらず、ある意味色々考えさせられた作品でした。
バカにできない面白さ!
タイトルからしてB級感が漂っていますが、全然そんなことない!なんたって『バック・トゥー・ザ・フューチャー』、『フォレストガンプ』等で有名なロバート・ゼメキス監督の作品!まず脚本が良く、ストーリーが楽しめました。そして当時の船内の描写、最後の魂が帰っていく描写なんかは大変綺麗でしたし、随所随所の撮り方もうまいなと思わせるところが多々ありました。サタン役も味があっていいし、ラストの終わり方もかっこよくてよろしい。別にゴースト系映画に細かい整合性とか論理性なんかは求めていないし、娯楽としては最高級だと思います。なかなかこんな作品はないと思う。怖いのは幽霊なんかよりも人間の欲ですね。
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