トクボウ 朝倉草平のあらすじ・作品解説
トクボウ朝倉草平(トクボウあさくらそうへい)は集英社が発行するスーパージャンプにて2008年2号から2010年21号にかけて連載されていた漫画。作者は高橋秀武(たかはしひでぶ)。単行本はジャンプコミックスデラックスから全8巻のほか、集英社ホームリミックスからコンビニ版が全4巻発行されている。 警視庁生活安全局特殊防犯課指導係(トクボウ)に所属する朝倉草平が、世にはびこる正規の手段では裁けない悪人に対して、「行政執行」の名の下に様々なお仕置きを繰り広げ更生させるという物語。朝倉草平は普段はものぐさで暗い性格だが、悪人を目の前にすると一転し冷徹でサディスティックになるというキャラクターである。 読売テレビ製作でテレビドラマ化しており、「トクボウ警察庁特殊防犯課」というタイトルで2014年4月3日から6月26日まで放送されていた。キャッチコピーは「この世には、よからぬ害虫が多すぎる。」。主演は伊原剛志。
トクボウ 朝倉草平の評価
トクボウ 朝倉草平の感想
絵柄は濃いがコメディ色の強い作品
ドラマ化されたコメディ色の強い作品劇画タッチの濃い作品に定評のある高橋秀武先生の作品で、ドラマ化もされた作品です。集英社のジャンプ、ということで男性向けの内容ですが、作品全体の印象とは少し違い、コメディ色の強い作品となっています。途中、別作品(ガンダム)のオマージュ的なキャラクターも登場し、真面目な内容よりも遊び心が強調されている、といった印象です。また、ブラックジャックを意識したのか、ピノコ的な少女も登場し「あれ?迷走しているかな?」と思わせ、尻すぼみに終わってしまうのが残念でした。主人公・朝倉草平の父が死んで、そこで話が終わってしまうのは少し残念です。そこから新しいスタートにつなげて欲しかったです。セクシーさが物足りない男性向け漫画ということもあり、女性のセクシーなシーンはそれなりにあって、登場する女性は魅力的ではあるのですが、作者が描きたいのはおそらく男性の体で、そのせいで全体的...この感想を読む
トクボウ 朝倉草平の登場キャラクター
朝倉草平
よみがな:あさくら そうへい 年齢(作品時):33歳 性別:男 所属:警察庁生活安全局特殊防犯課指導係 性格:物ぐさで性格も暗い 特徴:「行政指導」の名の下、盗聴などの違法捜査を平然と行い、悪人(朝倉いわく「害虫」)に対してあらゆる方法でお仕置きをする。 普段は無口で低姿勢だが、悪人が考えを改めないと見...