Papa told meのあらすじ・作品解説
Ｐａｐａｔｏｌｄｍｅ（ぱぱとーるどみー）は、榛野なな恵の漫画作品である。月刊漫画雑誌ヤングユー誌上にて1987年から不定期連載を開始、ヤングユーが2005年10月、11月号で休刊した後はコーラスと別冊コーラスにて不定期連載、その後、Cocohana（ココハナ）に移動し不定期連載、単行本として27巻を刊行している。 二人暮らしをしている小説家の父と娘・知世を中心に描くハートフルストーリーである。 ただいまーといつものように元気よく挨拶する娘は小学生の知世。何度もただいまーと言う知世に合わせておかえりを何度も言う父は小説家をしている。知世の母はこの世に亡く父と娘の二人で生活している。さっそく学校の給食が物足りなかったと話す知世がおやつあるーと訪ね、どら焼きを指さす父。知世は歌を歌ってみたりして話を盛り上げようとするのだが、無理だとわかると肩を落とし黙々と食べるのであった。 父が落ち込む理由が満足の行かない作品を書いてしまったことにあると考えている知世は、友人に父親の性格を分析してみせる。静かで穏やかな父と、賑やかでちょっとおませでしっかり者の知世の日常とは！
Papa told meの評価
Papa told meの感想
死ぬまでに読んでおきたい作品
女性向け漫画だけど色恋沙汰がない女性漫画誌で連載している女性向漫画ですが、色恋沙汰がなく、ドキドキ感がないのが特徴です。もちろん、恋愛の話題が出てくる場面はあるのですが、どちらかというと「わずらわしい人間関係や、恋に縛られないで自由になりたい」というテーマの方が強調されているので、ドキドキではなく、それを客観的に傍観している視点であることが多いです。失恋をして恋に疲れた人や、ガンガン攻めていくパワーのある漫画には疲れた、という人にとっては、癒される内容が多いです。「次頑張ろう」みたいな希望のある終わり方をしている話ばかりなので「辛いけど頑張ろうかな」と思えます。日常生活に疲れて、軽井沢の別荘で数ヶ月過ごしましょう（人生の休息）みたいな避暑地的な作品だと思いました。人生に疲れた、という時に何度でも読み返したいです。哲学的な漫画で読み切りなのが魅力一般的な「おもしろい漫画」とは線を引く哲学...この感想を読む
おいしい玉子
Papa told meの登場キャラクター
的場信吉
よみがな:まとばしんきち 性別:男 国籍:日本 住まい:日本 性格:控えめ 特徴:イケメン 特技:娘を探す事 好きな食べ物:酒 物語上での目的:亡き妻に代わり育児に奮闘する 職業:作家
