多重人格探偵サイコのあらすじ/作品解説

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多重人格探偵サイコ

4.504.50
画力
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ストーリー
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キャラクター
3.25
設定
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演出
3.75
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多重人格探偵サイコのあらすじ・作品解説

『多重人格探偵サイコ』は、原作/大塚英志、作画/田島昭宇による漫画作品で、2015年5月時点でカドカワコミックス・エースから単行本が21巻まで刊行されている。この作品は、多重人格者の主人公が猟奇殺人の謎を追うショッキング・サスペンス漫画である。 本作は、『月刊少年エース』1997年2月号から連載を開始したが、その後長期の休載をはさみ2007年8月に『コミックチャージ』に移籍する。だが2009年1月に同誌が休刊したため、後継紙の『ヤングエース』に移籍して改めて連載を開始した。 1998年5月には、原作を担当している大塚英志の手による小説版が刊行されている。また本作の小説版は、1998年5月に刊行されたものの続編や外伝、ドラマ版に準拠した内容のものなど様々ある。2000年5月には監督/三池崇史、主演/保坂尚輝でドラマ化され、WOWOWにて全6話が放送された。2005年には、劇団夜想会によって舞台化され、3月30日から4月4日にかけて紀伊國屋サザンシアターで上映されている。

多重人格探偵サイコの評価

総合評価
4.504.50
(2件)
画力
4.254.25
ストーリー
4.004.00
キャラクター
3.253.25
設定
4.004.00
演出
3.753.75

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多重人格探偵サイコの感想

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社会に抗い続けて完結した傑作

相当の批判があった月刊少年エース(角川書店)で連載していた当初から、かなりの批判があった。「社会に影響云々」やら「子どもの教育に云々」と言われていた作品で、殺人事件などが起こると「昨今の漫画が原因」などと言われていた。その代表的な“悪い指定図書”(有害図書)にされていたのが、この多重人格探偵サイコだ。猟奇的な殺人事件が行われる、テロが起こる、主人公が多重人格ということで、あらゆる問題を詰め込んだ内容だった。サブカルと言えばこの人、大塚英志先生が原作で、MADARA時代からのコンビでもある田島昭宇先生が作画だ。なんといっても。田島昭宇先生のかっこよくてスタイリッシュな絵柄でファンを捉えつつ、やばい事件が次々起こる、というのは、読解力のない読者にすれば「殺人がかっこよく見える」という問題を抱えていた。ありがたいことに?現実に模倣犯は出現しなかったが、通り魔殺人犯が「多重人格探偵サイコに憧れてやっ...この感想を読む

5.05.0
  • おいしい玉子おいしい玉子
  • 8view
  • 3029文字
PICKUP

すべてを知りたい

この作品が連載された1997年。この年の大きな事件の一つといえば「神戸連続児童殺傷事件」ではなかろうか。当時14歳の中学生が起こしたこの猟奇的な殺人事件。まさかこんな悲惨な事件を中学生がおこすなんてと世間を震撼させたと同時に、人々の心に巣くう闇に対し皆互いに互いを疑心暗鬼の目で見てしまったことだろう。そんなさなかリアリティ溢れる死体描写やグロテスクな作風で連載を続けたこの作品は少なからずそんな世の風潮に拍車をかけてしまったものではないかと私は思った。簡単に内容を説明すると、刑事である「小林洋介」が無残な恋人の死とその犯人への復讐をきっかけに別の人格が生まれる。その人格や自身すら知りえぬ自らの秘密、それらにかかわる巨大な組織の陰謀など様々なものが密接に絡み合って、終着が見えない作品である。終着が見えないと表現したが、ではこのようなお話の終着とは一体なんなのか。私はサスペンスものにしても、ファン...この感想を読む

4.04.0
  • ちっぴちっぴ
  • 32view
  • 589文字

多重人格探偵サイコの登場キャラクター

雨宮一彦

よみがな:あまみや かずひこ 性別:男性 国籍:日本 所属:伊園犯罪研究所 性格:極めて理性的で冷静な性格 特徴:常に無表情 特技:プロファイリング能力 正体:20年前の雨宮診療所で科学者グループ「学窓」により作られたプログラム人格 戸籍名:小林洋介 転移:他人へ人格を転移することができ、後にハイジャック事...

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