シャンドライの恋のあらすじ・作品解説
シャンドライの恋は、2000年に公開されたイタリア映画である。監督は、「ラストタンゴ・イン・パリ」「シェルタリング・スカイ」のベルナルド・ベルトルッチ。出演者は、タンディ・ニュートン、デヴィッド・シューリス、クラウディオ・サンタマリア。 アフリカ人のシャンドライは、亡命先のイタリアでイギリス人の音楽家キンスキーの家で家政婦の仕事をしながら、医学の勉強をしている女性。 夫がいるが、政治的な理由で逮捕されてしまっている。 キンスキーは、部屋で作曲の仕事や子供にピアノを教えて暮らしている物静かな男性で、シャンドライとも、家事の用事を頼むなどの会話以外あまりしない。 しかし、キンスキーの視線の先にはいつもシャンドライがいて、彼のピアノの音色はシャンドライに語りかけるように響き渡るのだった。 ある日、シャンドライは、キンスキーの部屋から少しずつ物が減っていた理由を知ることになる。 二人の静かな恋の熱情を、映像と音楽で表現した恋愛映画である。
