男はつらいよ 寅次郎紅の花のあらすじ・作品解説
男はつらいよ 寅次郎紅の花は、1995年に公開された日本映画である。監督は山田洋次。出演者は渥美清、倍賞千恵子、浅丘ルリ子、吉岡秀隆、後藤久美子、前田吟。 寅次郎と音信不通となったために妹のさくら達は心配し、新聞の尋ね人の広告にメッセージを載せる。 ところが、テレビの阪神・淡路大震災のボランティアの特集を見ていると、寅次郎が被災地でボランティアをする姿がバッチリ映っていて驚くのだった。 ある日、満男の職場に及川泉が訪ねてくる。さくらは泉を夕食に呼んでもてなし、みんなで楽しい時間を過ごす。すっかり美しくなった泉にデレデレの満男。 しかし、泉は医師とお見合い結婚をすることを満男に打ち明けて帰って行った。ショックを受ける満男だったが、覚悟を決めた表情で泉のところへ向かうのだった。 男はつらいよシリーズの第48作目である。渥美清は病を患っていたために、撮影半年後に亡くなった。これが男はつらいよシリーズの最終作となる。
