ハチ公物語の感想一覧
映画「ハチ公物語」についての感想が5件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
祖母とポチと私
動物と人間の繋がりを感じる作品私はハチ公の銅像を、実際に見た事がない。なかなか東京まで行く時間もなく、東京へ行ったとしてもハチ公を見に行こうという予定はつくれなかった。1人で東京に行く際にはハチ公の銅像に会いに行きたい。ハチ公に会うためだけに2時間電車に揺られて会いに行く価値は高い。一匹の犬がもたらした物語にここまで感動するのは私にも買っていた犬がいたからだ。雑種でごく普通の犬だ。でも私にとっては大事な家族だった。今はいないその犬の名前は、”ポチ”という。もっと洒落た名前をつけてあげたかったが、当時小学低学年の私には犬といったら”ポチ”という名前しか浮かばず勝手にポチと呼ぶ私に家族は仕方なくポチで承諾したのだ。そんなポチは私の後ろをずっとついてきた。私を母親と思ってるわけではないと思うが、頼れる人だと感じて自分の後をついてくるポチに、小学生の私は得意げな表情をみせていた。私が学校に行って...この感想を読む
愛されていたハチ公
この映画はやばいですね!ほんとにやばいくらい泣いてしまいます。そしてこれが実話だというのですから、また更に涙腺をゆるませますよね。ですが、この映画では実話とは少し違うところもあるようですね。その点は仕方ないとはいえ、ちょっと残念な気がします。この忠犬ハチ公のお話はきっと誰もが知っているとは思いますが、そのお話を映像をとおして見てしまうと、本当に泣けてきます。ハチ公のご主人に対する真っ直ぐな愛。この愛はご主人の上野さんの愛があったからこそであり、ペット虐待などのニュースもあるこの時代に沢山の人に見ていただきたいなと思います。現在では渋谷前に銅像があるのは、当時ハチ公がみんなに愛されていた証拠だと私は思います。
動物映画は泣ける時にみるものですね
動物映画は泣かせる為に作っている。ってわかっているはずで見る前から身構えている部分もあるのにやっぱり号泣してしまいました。絶対泣かないぞ!って思っていても泣いてしまうんですよね。この作品は特に涙が出ました。渋谷のハチ公前と言えば今は待ち合わせ場所の名所。こないだ行った時はハチ公の周りには携帯画面をガン見している人達ばかりで寂しくなってしまいました。ハチ公前から見えるスクリーンにこの映画ながしておけばいいのに、もっとハチ公を見てあげてほしい。この映画を見る前もハチ公の存在やどんな人生かは知っていたはずなんですが実際犬に演技された物をみると違ってきますね。ハチ公が銅像になる理由がわかりました!
涙が止まりません。
以前、犬を飼っていた経験もあり、この映画は涙無しには見れません。っても感動できるお話なのですが、まだ犬や動物を飼ったことが無い方は、この映画を必ず見てから、生き物を飼うということへの責任を学んで欲しいと感じます。色んなわんちゃんが世の中にはいますが、ハチはその中でも大変利口で頭が良い犬だと思います。毎日決まった時間に駅まで飼い主を迎えに行くわんちゃんなんて!すごいですよね!!飼い主である大学教授の上野秀次郎とハチの絆が前半は微笑ましく描かれていて、こんな形でペットとふれあっていけたら本当にお互いに幸せだなーと見ていてほっこりした気持ちになります。後半は、もう見るに耐えます。悲しすぎて見てられません。 ハチが年老いて毛並みもおじいちゃんになって。。寒空の下それでも還らぬ飼い主を迎えに行く・・。ハチはもう飼い主はこの世にいないって解っていても、それでも駅に向かってしまう気持ち。それを考える...この感想を読む
犬嫌いの私でも涙しました
私は犬がとても嫌いです。嫌いというよりは苦手、怖い存在なのです。だから、犬が主人公の映画ってあまり好きではないのですが、この映画は違いました。御主人が亡くなった時鳴いていたハチ。きっと亡くなったことが分かったのでしょうね。それでも、ご主人がいつも帰ってくる時間になると、いつもの駅に迎えに行くハチ。野良犬となっても、ずっと御主人を待ち続けるハチ。屋台の店主やその他の心温かい方達に見守られながら、ご主人を待ち続けたハチ。こんなに思われて御主人はなんて幸せな人なんだろう。そう思わずにはいられませんでした。その命が尽きるまで、ずっと御主人の帰りを待ち続けるその姿に、涙が止まりませんでした。ずっと苦手だった犬ですが、ハチのような犬なら家族になりたい、いえ、ぜひなってほしいと思いました。