プライベート・ライアンの感想一覧
映画「プライベート・ライアン」についての感想が6件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
みててつらい
トムハンクスの代表作の1つで戦争をリアルに描いた作品です。舞台は、第二次世界対戦のヨーロッパ(ドイツ)です。物語の始まりはノルマンティ上陸作戦から始まりますが、ここまでリアルに戦争と言うものを描いた作品は他にないでしょう。また、映像技術がすごくまるで自分が実戦にいているかの様な一体感もあります。この作品は、銃撃戦だけではなく短剣での肉弾戦も描かれており戦闘シーンが生々しいので苦手な方は要注意です。映画のワンシーンの中で「人を殺す度に故郷がまた遠くなっていく気がする」など戦争の虚しさが伝わる台詞やシーンを多くあります。最後に個人的ではありますが、狙撃兵の ジョクソン2等兵が格好良かったです。
誰が猫の首に鈴を着けるか
監督はスティーヴン・スピルバーグ、良かったですね、ドリームワークスはこれで当てて、次の作品の投資を持ってくる事ができた作品です。舞台は1944年。第2次世界大戦中、フランス・ノルマンディのオマハビーチでドイツ軍の銃撃を受け、米英連合軍の歩兵達は、大量の兵士を無くします。これ悪いお知らせを一人のタイピストが上官に見せるのです。ここは、単調なタイピングの仕事をしててはっと手を止める仕草。見事な誘い込みに持っていく始まりです。誰も悪い知らせの責任者に成りたくないと言う、不味い不味い、ボクは知りませんでしたと逃げたい皆様。やっと生き残ったミラー大尉(トム・ハンクス)に、軍の最高首脳は使命を与えるのです、ある家族の中の最後の男の一人を生きて帰国させよと。もう15年以上になりますが、当時フランスにも徴兵制がありましたが、徴兵例外のカテゴリーで特別に間逃れる場合、一人息子で在る場合や父親が死亡していると言う...この感想を読む
戦争映画にしては現実味が・・・
ドイツ戦線に投入されているライアン2等兵を救出するために8名もの人員をそもそも割くか?という単純な疑問がどうしても生じてしまいますね。実際、ライアン2等兵を救出するために2人以上の犠牲者も出てしまいますしね。それはさておき、内容としての見所は、第二次世界大戦の戦闘シーンをある程度正確に再現しているところでしょうか。私もこれまで第二次世界大戦の映画を何度か見ましたが、そういえば市街戦というのはこの作品が初めてかもしれません。単に銃を打ち合うだけでなく、時には短剣での肉弾戦もあったんだなと見入ってしまいました。ただ、戦闘シーンが生々しすぎるという感は否めないため、そいういうのが苦手な人にはちょっと見るのが疲れる映画かもしれません。
トムハンクス代表作
この作品ほど戦争をリアルに表現できている映画は他にはありません。このノルマンディ上陸作戦では数々の兵士がなくなった理由は、このころから戦車や爆撃機から連続性ライフルが登場して、敵も味方も半端無く死んでいきます。主人公のライアン事と、トムハンクスも最後の最後まで奮闘します。ライアンのチームはみな優れた兵士ばかりでしたが、敵の領地の奥地まで踏み込んでいきます。彼らはコンビネーションがよかったため、最後の最後まで突入しますが。敵の懐は深くまた次々仲間を失っていきます。歳まで生き残った有志たちも倍以上いる敵の本部で激闘しますが、そんな戦争の生生しさを映画で見れるのはこの一本。
リアルな戦争映画
第二次大戦のヨーロッパ戦線が舞台で、とある家族の三兄弟の二人までが戦死したために、これ以上の犠牲を出すのは過酷だと、米軍上層部から最後のひとりを連れ返す命令が下ります。それにとある小隊の数人が任務を命じられ、途中でさまざまな犠牲を出しながら救出に行きます。これは実際に従軍した人が「本当に実戦のようだった」と評したと言われるぐらいリアルに作ってあります。効果音も映像も。そのためショッキングな映像場面も出てきますが、その辺りは了解した上で見られた方がいいと思います。結局は救助にいくものの、当人は現場の仲間を見捨てられないと戦うことを選び、結局全員がその場で戦闘に参加し最後の場面を迎えます。リアルでありながら物語の面白さがあり、それぞれの個性あるキャラクターのぶつかり合いが話に面白みを添えています。戦争映画好きなら見逃せません。
リアルな戦闘シーン
観た当時は結構好きでしたが、後々考えてみたら、どうも違う感が拭えません。冒頭の長々と続くノルマンディー上陸作戦、映像技術はすごいのですが、映画はリアルにやればいいってモノでもなく、冗長さが否めません。観てて飽きてしまいますし、ああいう戦闘シーンが苦手な人にはつらいと思います。それから、なんで兄弟みんな死んだからってライアン2等兵だけ?という疑問がありましたが、ソウルサバイバーポリシーという軍隊の規定があるんですね。ただキャストはよかったのではないかと思いました。狙撃兵のジャクソン2等兵はとてもカッコよかったと思います。今思えば、ただそれだけの映画でした。