NANA−ナナ−の感想一覧
漫画「NANA−ナナ−」についての感想が4件掲載中です。実際に漫画を読んだレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
一大ブームを巻き起こした少女漫画
今から十年以上前、社会現象になった少女漫画『天使なんかじゃない』『ご近所物語』で知られる矢沢あいは、長年『りぼん』で連載していた少女漫画家だった。その矢沢あいがりぼんの増刊号『Cookie』に乗せた読み切りが、『NANA』の第一作目である。今までの矢沢あいの少女漫画とは方向性を変え、『NANA』は大人寄りの話になっている。若い世代の恋愛や苦悩、成功と挫折を描いた作品となっていて、一概に恋愛モノなどと区分することは難しい。『NANA』の冒頭は、小松奈々と大崎ナナ、同時に上京した二人が、ひょんなことから同居生活を始める、という物語になっている。映画やアニメになり、メディアでも盛んに取り上げられたことから、世間の認知度は相当に高い。当時主役二人の同居生活に影響されて、友人と共同生活を計画する若い女性も多かったという(そして当然漫画のようにうまくはいかず、喧嘩別れしてしまうというケースも多かったとい...この感想を読む
二人の「なな」に惹かれます!
もともと矢沢あいさんの漫画が好きで集めていたのですが、自分のなまえが「ななみ」なので親近感がわいて、発売後すぐに購入したのを覚えています。東京の大舞台で二人の全く違う生き方をしてきた「なな」が出会い、ひょんなことから一緒に住み始めます。私は「奈々」のほうに似ている性格なので、自分に重ね合わせてこんなキラキラした生活になったらいいな。と思いながらよく読んでました。どちらかというとそういう人に憧れる人は多いとおもいます。今まで関わらなかった世界の人の中に入れるというのはすごく新鮮で楽しさに溢れていますもんね。少女漫画にはよくあるストーリーなのかもしれないですが、「NANA」は裏のダークな部分もよく書かれていて、バンドマンという明るい部分だけでなく、自分でも体験した事がある妬みや嫉妬等、共感できる所が多いです。人間付き合いのドロドロしたところとか、すごくリアルでまたそこがおもしろいです。いい意味...この感想を読む
一巻は好きだ
矢沢あい先生の作品であるNANAは、ふたりのナナを中心に恋愛や、バンドや、人間関係や、人生を描いて行く漫画だ、と私は思っています。まずは、ひとりめの小松奈々が当時不倫していた浅野さんと別れるシーンから、物語がスタートします。その後、親友の淳子と一緒に地元の美術学校へ進学。京介、章司とであいます。その後、淳子と京介カップルは、東京の美術大学に進学。章司は、東京で浪人。奈々は地元でバイト生活でしたが彼氏の章司をおいかけて上京します。もう一方のナナは、ブラストというバンドでボーカルをしています。そんなふたりのナナが新幹線で出会うところから物語がはじまります。いやー、あらすじだらけになったけど、一巻はすごくすきです。
シンとレイラ…
NANAはどこに行ってしまったんだろぉ…未来と今が一冊になっているから更に面白い。シンちゃんがレイラからの連絡を避けている。。。レイラもレイラでほんとに勝手すぎるよ。シンちゃんは、レイラに近づくなって言われてから、必死で忘れようとしてるのに。ナナはレンと幸せな結婚生活を送ってる…と思ったら、レンがまた意味深な言葉を。ナナ一生懸命レンとの在り方を考えているだけなのに…NANAはリアルで現実に本当にあるんじゃないかと思うくらい1巻も見逃せません!ノブは、もぉ奈々に未練はないのかな…?NANAのキャラクターみんな、気が多すぎて困る。笑ブラスト、トラネス。これから先、どう進むんだろう…