海街diaryの名言/名セリフ

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漫画レビュー数 3,136件

海街diary

4.254.25
画力
4.50
ストーリー
4.50
キャラクター
3.88
設定
4.00
演出
4.50
感想数
4
読んだ人
10

海街diaryの名言

海街diaryの名言集です。現在19件が登録されています。

子供であることを奪われた子供ほど哀しいものはありません

香田幸

父親の葬儀の場で、出棺挨拶を中学生の娘に言わせようとした大人たちへの、主人公の姉のセリフ

かんたんに人のこと かわいそう っていう人 すっご ムカつく!

浅野すず

悪性腫瘍で右足を切断したチームメイトに対して、周囲の人間が「かわいそう~」というのを聞いた際のセリフ

死んでゆく人と向きあうのはとてもエネルギーのいることなの。許容量が小さいからって、それを責めるのはやっぱり酷なのよ。

香田幸

父の最後を世話してくれた女性だが、病状を見守るのが辛くてあまり看病らしいことをしてくれなかっただろうと分かっていて言った言葉。

どんな気持ちの時も晴れた日は空が青い。

浅野すず

海猫食堂の店主の二ノ宮が重い病気であること、自分の進路のこと、いろいろ思いをはせながらのすずの一言。

でも神様は人の事情をいちいち考えてはくれない。だから神様は、ありがたくて・・・恐ろしいんでしょうね。

坂下美海

海猫食堂の店主二ノ宮は、女ひとりでまじめに働いてローンも払って、母親を看取って・・・でももうすぐ死にゆく運命の彼女のことを思い口にした言葉。

自分の中のなにかがGOサインを出す そういう瞬間てあると思わないか?

藤井朋章

高校中退を選択しようとしている自分に、主人公が「(卒業まで)あとちょっとなのに?!」と言ったことに対しての返答

いくら努力してもどうにもならないことってやっぱあるけど、だからって別に終わりじゃないんだなって。

浅野すず

同じサッカーチームで病気で右足を切った多田。元通りピッチに戻ってプレイしても、やはり以前の多田ではなかった。でも多田は右足がダメなら左でコントロールしようとしていた。

努力すれば必ずむくわれるってほど物事は単純じゃないですけど、努力しなければ絶対むくわれないことってのもありますから。それはけっして無駄にはならないと思うんですよね。

井上泰之

すずの腹違いの姉、幸と昼食をとりながら、すずの進学の話になる。サッカーの特待生として入学することになると、すずは住まいを離れなければならないのだが・・・。

悩めるのはいいことなんじゃない。時間と選択肢があるってことだから。それは幸福なことだと思うよ。

坂下美海

すずがサッカーの特待生として進学して住まいを離れることに意外と悩んでいるという話を、次女の佳乃が課長の坂下に話をする場面での坂下の言葉。

1対1だったらぜったい勝て!!

尾崎風太

主人公・浅野すずは、サッカーチームの女子選手であることから、試合中にまわりの男子チームメイトに負担をかけているのではないかと弱気になっていた。そんなすずに対して、強気を取り戻せるように風太が言う。

「嫌い」は「好き」よりずっと早く伝わってしまうのかもしれない。

浅野すず

父が再婚した連れ子の和樹と久々の再会。昔はこんな家族ならいらないと思っていたのに、近所の嫌な噂話を一緒に聞いてしまってかばいたくなったすず。しかし和樹には、昔の自分の気持ちが伝わっていたようであった。

どうしても途切れてしまう縁もあれば、思いがけず結ばれる縁もある。

香田幸

腹違いの妹すずとの同居、不倫の関係から結婚へ進みそうだった椎名との別離、すずの母親の妹との出会い等、今までの出来事を振り返っての言葉。

言葉は時に思わぬ力を持つ 時には怒りや不安を予感させ ある時は月のように闇を照らす光になる

香田幸

夜の海岸で恋人未満の二人が、しんみりとした雰囲気で

あたりまえだと思っていたことは、案外あたりまえじゃないのかもしれない。

香田佳乃

亡くなった父親に対していろんな不満を抱えながらも、腹違いの妹すずがやってきた。自家製の梅酒を飲んで酔っ払い、庭の梅をもいで梅酒を作ってみたいと楽しそうに言う。そんなすずを見て一言。

他人の気持ちなんてそう簡単にわかるもんじゃないってことがわかったっていうか、立場が変わればおれだっておんなじだなって。だから もう起きちゃったことでひがむのはやめた。

多田裕也

病気で右足を切断した多田が、エベレスト登頂で死にそうな思いをして両足の指を三本ずつなくしてしまった浜田の話を聞いたときのことを思い出しながらの一言。

もうじき死ぬてわかっとっても、やっぱり桜はきれいやった。きれいなもんはちゃんときれいに思えたことがうれしいて。

福田仙一

亡くなった海猫食堂の店主二ノ宮のことを、病院でお世話した幸と話をしている。

大事なのは自分のことをちゃんと見てくれてるって実感できることじゃないかな。

井上泰之

すずの進学の話を姉の幸としているシーン。すずが特待生入学をすると、家を出ることを決心したことを井上に報告する場面で。

立ち上あがってたたみなさい。君の悲嘆の地図を

桐谷糸

すずの従兄北川直人が、わざわざ金沢から鎌倉に気になる刺繍の実物を見に来る。刺繍の作者糸と直接会って、いじめから転校させてもらった話をしたとき、糸も3年間不登校だった話をする。そのときに糸が救われたイギリスの詩人オーデンの詩。

孤立と孤独は別なものだ。あの人は孤独を好んではいるけれど、孤立してるわけじゃないからね。

坂下美海

天涯孤独を気取っていた福田さんが、遺言を書いたと知らせを受けて訪ねた帰りに佳乃と会話しながら。

海街diaryの感想

鎌倉の風を感じる作品

女姉妹ってやっぱり素敵私には男兄弟しかいないので、昔から姉妹に憧れを持っていました。三姉妹の友人から聞いたことがある姉妹あるある的なエピソードが描かれていて、作品中の姉妹同士の会話や暮らしぶりは凄くリアリティーがあります。読んでいるとまるで自分も家族の一員になったかのような気分になって、姉妹に憧れていた私にはとても興味深いです。同性だからこその面倒くささや揉め事なんかもありますが、家族だからこそ同性だからこそ支えてあげられる部分があって読んでいると本当に羨ましくなります。男兄弟にはない信頼関係が姉妹にはあるんですよね。やっぱり女姉妹って素敵です。複雑な家庭環境香田家は一般家庭と比べると複雑な家庭環境です。なのに、香田家の三姉妹には複雑な家庭によくある悲壮感は全くなくて、ただただ普通に社会生活を送っています。むしろ、規則正しい生活で朝食と夕食は基本的に毎食家族で食べているなど丁寧な暮らし...この感想を読む

4.04.0
  • ちまちま
  • 239view
  • 1225文字
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