子供であることを奪われた子供ほど哀しいものはありません
香田幸
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海街diaryの名言集です。現在19件が登録されています。
香田幸
父親の葬儀の場で、出棺挨拶を中学生の娘に言わせようとした大人たちへの、主人公の姉のセリフ
浅野すず
悪性腫瘍で右足を切断したチームメイトに対して、周囲の人間が「かわいそう~」というのを聞いた際のセリフ
香田幸
父の最後を世話してくれた女性だが、病状を見守るのが辛くてあまり看病らしいことをしてくれなかっただろうと分かっていて言った言葉。
浅野すず
海猫食堂の店主の二ノ宮が重い病気であること、自分の進路のこと、いろいろ思いをはせながらのすずの一言。
坂下美海
海猫食堂の店主二ノ宮は、女ひとりでまじめに働いてローンも払って、母親を看取って・・・でももうすぐ死にゆく運命の彼女のことを思い口にした言葉。
藤井朋章
高校中退を選択しようとしている自分に、主人公が「(卒業まで)あとちょっとなのに?!」と言ったことに対しての返答
浅野すず
同じサッカーチームで病気で右足を切った多田。元通りピッチに戻ってプレイしても、やはり以前の多田ではなかった。でも多田は右足がダメなら左でコントロールしようとしていた。
井上泰之
すずの腹違いの姉、幸と昼食をとりながら、すずの進学の話になる。サッカーの特待生として入学することになると、すずは住まいを離れなければならないのだが・・・。
坂下美海
すずがサッカーの特待生として進学して住まいを離れることに意外と悩んでいるという話を、次女の佳乃が課長の坂下に話をする場面での坂下の言葉。
尾崎風太
主人公・浅野すずは、サッカーチームの女子選手であることから、試合中にまわりの男子チームメイトに負担をかけているのではないかと弱気になっていた。そんなすずに対して、強気を取り戻せるように風太が言う。
浅野すず
父が再婚した連れ子の和樹と久々の再会。昔はこんな家族ならいらないと思っていたのに、近所の嫌な噂話を一緒に聞いてしまってかばいたくなったすず。しかし和樹には、昔の自分の気持ちが伝わっていたようであった。
香田幸
腹違いの妹すずとの同居、不倫の関係から結婚へ進みそうだった椎名との別離、すずの母親の妹との出会い等、今までの出来事を振り返っての言葉。
香田幸
夜の海岸で恋人未満の二人が、しんみりとした雰囲気で
香田佳乃
亡くなった父親に対していろんな不満を抱えながらも、腹違いの妹すずがやってきた。自家製の梅酒を飲んで酔っ払い、庭の梅をもいで梅酒を作ってみたいと楽しそうに言う。そんなすずを見て一言。
多田裕也
病気で右足を切断した多田が、エベレスト登頂で死にそうな思いをして両足の指を三本ずつなくしてしまった浜田の話を聞いたときのことを思い出しながらの一言。
福田仙一
亡くなった海猫食堂の店主二ノ宮のことを、病院でお世話した幸と話をしている。
井上泰之
すずの進学の話を姉の幸としているシーン。すずが特待生入学をすると、家を出ることを決心したことを井上に報告する場面で。
桐谷糸
すずの従兄北川直人が、わざわざ金沢から鎌倉に気になる刺繍の実物を見に来る。刺繍の作者糸と直接会って、いじめから転校させてもらった話をしたとき、糸も3年間不登校だった話をする。そのときに糸が救われたイギリスの詩人オーデンの詩。
坂下美海
天涯孤独を気取っていた福田さんが、遺言を書いたと知らせを受けて訪ねた帰りに佳乃と会話しながら。
女姉妹ってやっぱり素敵私には男兄弟しかいないので、昔から姉妹に憧れを持っていました。三姉妹の友人から聞いたことがある姉妹あるある的なエピソードが描かれていて、作品中の姉妹同士の会話や暮らしぶりは凄くリアリティーがあります。読んでいるとまるで自分も家族の一員になったかのような気分になって、姉妹に憧れていた私にはとても興味深いです。同性だからこその面倒くささや揉め事なんかもありますが、家族だからこそ同性だからこそ支えてあげられる部分があって読んでいると本当に羨ましくなります。男兄弟にはない信頼関係が姉妹にはあるんですよね。やっぱり女姉妹って素敵です。複雑な家庭環境香田家は一般家庭と比べると複雑な家庭環境です。なのに、香田家の三姉妹には複雑な家庭によくある悲壮感は全くなくて、ただただ普通に社会生活を送っています。むしろ、規則正しい生活で朝食と夕食は基本的に毎食家族で食べているなど丁寧な暮らし...この感想を読む