レッド・オクトーバーを追え!の評価
レッド・オクトーバーを追え!についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が2件掲載中です。
各項目の評価分布
レッド・オクトーバーを追え!の感想
男が男に惚れる映画
この映画は冷戦時代の米ソ冷戦時代を象徴している。真っ暗な闇の中まだアメリカが存在を確認さえしていない潜水艦がゆっくりと出港する。潜水艦の名前はレッドオクトーバー。世界最高の技術を思った潜水艦だ。その艦長にはショーン・コネリー。貫禄がすさまじく軍服がよく似合いすぎ。そして常に艦長の傍につき女房役なのがサム・ニール。ジェラシック・パークではアクティブな化石博士をしていたが、今回では動きも極力少なくしかし常に船長の心情を常に把握していく重要な役である。艦長にはある究極な目的があるが、潜水艦という密室の中でどういう風にその目的を進めていくのか。ショーン・コネリーの抑えた演技がすごい。私は艦長と補佐役のサム・ニールがお互いの夢を静かに語り合う、しかしその間実は物凄い緊張感が漂っているのがとても面白いと思う。エンジンが切れた静かな海の中、机の上のコップの動き・・一つ一つの小物の動きにもとても丁寧だ...この感想を読む