モスキート・コーストのあらすじ・作品解説
モスキート・コーストは、1987年に公開されたアメリカ映画である。監督は、「刑事ジョン・ブック 目撃者」「いまを生きる 」「グリーン・カード 」のピーター・ウィアー。出演者は、ハリソン・フォード、ヘレン・ミレン、リバー・フェニックス、ジャドレーン・スティール。 アリー・フォックスは現代のアメリカの管理社会を極端に嫌っている男である。 ある日、ついにアメリカを離れて家族でホンジュラスに移住する決意をするのだった。 居住の地と決めた場所は、田舎を通り越して密林である。夢だった大自然の暮らしの中で、一からの生活に情熱をかけていくアリー。発明の才能があるアリーは、いろいろな道具を作っていくのだが、それによるトラブルも起こってしまう。 アリーの妻、息子、双子の娘達は、父親の意向に従うが、密林での暮らしは困難を極めていくのだった。 独善的で自分の意見を曲げない父親と、父親を愛しながらも、次第についていけなくなる家族の葛藤が描かれている作品である。