フランソワーズ・サガンの名作小説「ブラームスはお好き」の映画化作品「さよならをもう一度」
このイングリッド・バーグマン、イヴ・モンタン、アンソニー・パーキンスの豪華3大スター競演の映画「さよならをもう一度」は、言うまでもなくフランソワーズ・サガンの名作小説「ブラームスはお好き」の映画化作品で、私の大好きな俳優・トニ・パキことアンソニー・パーキンスが、カンヌ国際映画祭で主演男優賞を受賞した作品でもあるのです。 この「さよならをもう一度」には、いろいろな意味のある言葉だと思う。 「さよなら」は人生の中で、幾度も繰り返しあるものだともとれるし、今は「さよなら」をするけれども、いつの日か逢える、逢いたいという哀しい願いを込めた言葉ともとれます。 この映画の原題名「GOOBYE AGAIN」は、「HELLO AGAIN」と同じ意味なのかもしれない。 初めてこの映画を観たのは、もう随分前になりますが、その頃は、私にはまだ出逢いも別れも中途半端でしたが、今では「さよなら」という言葉が「別れ」の意味だけではないことを...この感想を読む
5.05.0
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