恐怖の報酬のあらすじ/作品解説

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恐怖の報酬のあらすじ・作品解説

恐怖の報酬(原題:LE Salaire De La Peur)は1953年にフランスで、1954年に日本で公開されたフランスのミステリー&サスペンス映画である。 監督は「密告」のアンリ=ジョルジュ・クルーゾー。 フランスとイタリアで2年もの月日をかけて製作されており、公開から63年経った今でもフランスのミステリー映画の中では高い評価を得られている。 KINE NOTEで78点、Yahoo!映画で星5点中/4.18点という結果になっている。 主演はフランスで多くの映画に出演していたイヴ・モンタン。 共演者には監督の妻であり「悪魔のような女」に出演したヴェラ・クルーゾー、「外人部隊」のペーター・ファン・アイク、シャルル・ヴァネルなどらがいる。 この作品はベネズエラの町に移民し仕事がないままぶらぶらしていたフランス人のマリオとジョーが油田の火事を鎮火させるための有機化合物をトラックで無事運ぶと大金の報酬がもらえる仕事にルイージとビンバという男達とともに選ばれるという内容である。

恐怖の報酬の評価

総合評価
4.804.80
(1件)
映像
4.504.50
脚本
4.504.50
キャスト
5.005.00
音楽
1.001.00
演出
5.005.00

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恐怖の報酬の感想

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はらはらドキドキの恐怖を堪能

一時も目が離せないスリルの連続子どもに、昔観た「恐怖の報酬」という映画がとても印象的だったと話したら、「どんな内容の映画?」と聞かれ、「とにかくニトログリセリンを一生懸命運ぶ映画」と答えたのだが、このスリリングな映画の面白さはとにかく観ないとわからない。その当時、映画喫茶という店が流行っていた。コーヒー1杯で映画が観られるのだから、佳作座よりも安かった。その日は、特にこの映画が観たくて訪れたのではなかった。偶然の出会いである。店のテレビ画面に映し出されるビデオ上映での映画鑑賞だった。「恐怖の報酬」、聞いたことのないタイトルだったし、ホラー映画を苦手とする私は一瞬観るのを躊躇した。でも、コーヒー代を払ったのだから、観ないと損になる。そんな思いで見始めたのだが、上映が始まると、喫茶店にいることも忘れるほど映画の内容にのめり込んだ。極限状態での人間の姿を映し出すとにかく、ニトログリセリンが爆発...この感想を読む

4.84.8
  • はなはな
  • 180view
  • 1019文字
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恐怖の報酬の登場キャラクター

M・ジョー

恐怖の報酬の名言

報酬は運転代だけではない、恐怖に対する報酬でもあるのだ

M・ジョー

マリオは運転もせず、報酬をもらうなんてずるいとジョーをなじる。恐怖を引き受けていると主張するジョー。この映画のテーマを一言であらわしたセリフ。

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