図書館戦争 LOVE&WARのあらすじ/作品解説

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漫画レビュー数 3,136件

図書館戦争 LOVE&WAR

4.384.38
画力
4.38
ストーリー
4.57
キャラクター
4.38
設定
4.45
演出
4.75
感想数
4
読んだ人
6

図書館戦争 LOVE&WARのあらすじ・作品解説

「図書館戦争 LOVE&WAR」は、「LaLa」(白泉社刊)で連載された漫画作品である。原作は有川浩、作画は弓きいろ。コミック本編は15巻で完結したが、2015年10月、新シリーズとして特別編第1巻が発売された。 舞台は、表現の自由を規制し、問題図書を取り締まるための「メディア良化法」が施行された日本。主人公は、良化法による不当な検閲に唯一対抗できる防衛組織、図書隊に入隊したばかりの新人女性隊員、笠原郁。彼女が図書隊のしかも前線に出る防衛部に志願したきっかけは、高校生の頃に自分を救ってくれた憧れの「王子様」との出会いであった。名前も知らない彼の背中を追いかけるうち、やがて郁は女性隊員の中では初の特殊部隊配属となるが、本と、本を読む自由を守りたいという郁の願いとは裏腹に、良化委員会と図書隊との対立はますます激化の一途を辿っていくのだった。 2008年にTVアニメ化されているが、あくまで原作は小説版(角川文庫刊)である。DVDにはLOVE&WARの4コマ漫画が特典として収録されている。

図書館戦争 LOVE&WARの評価

総合評価
4.384.38
(4件)
画力
4.384.38
ストーリー
4.574.57
キャラクター
4.384.38
設定
4.454.45
演出
4.754.75

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図書館戦争 LOVE&WARの感想

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堂上教官の感情の描き方。

能力系や学園モノなど実際に有り得ない世界観はよくあるが、本を狩られるというストーリーは初めてだったので作者の世界観に引き込まれるのには時間がかかった。それでも読むのを止めなかったのは、恋愛観もまた今どき珍しい表現をしていたから。私が読んだことある中では感情の移り変わりを言葉にして表現されているものが多く、(あいつの事が気になるとかドキドキするのは好きなのかもしれないとか)恋愛の展開も先が見え、似たりよったりの作品が多かったが、堂上教官の感情の描き方がほとんど態度で現されており、読み手の想像をふくらませる表現だった。郁が稲見司令官と一緒に拉致されたと聞かされた時の表情や郁が泣きたい時に部屋から出て外にいるところを理由つけて追いかけたり、痴漢の囮作戦で痴漢に足を触られたと聞かされた時の表情と握りこぶしを描いた表現法、何かと気にかけ気付き頭を撫でて激励し、時にはひっぱたいて郁の感情の高ぶりを...この感想を読む

5.05.0
  • あやあや
  • 91view
  • 896文字

ピュアな恋愛

図書館戦争はタイトルのとおり図書をめぐって主に図書隊と良化隊の戦いになります。それだけでなく、図書隊のメインキャラたちの恋愛も描かれています。個人的に郁と堂上教官の恋が1番好きです。両想いだけど両方が隠そうとしている姿を見てキュンキュンしています。もちろん、小牧教官と毬江ちゃん、手塚と柴崎の恋もキュンキュンします。戦いの間のシリアスな状況でも、みんな常に好きな人のことが頭の中にあって、本当に好きなんだなあということがよく伝わってきます。初めは郁が図書隊に入ってきてしまったのは自分のせいだと堂上教官は郁に対して人一倍厳しくしてきましたが、郁の図書隊への気持ちを聞いて堂上教官の優しさが表面に表れてきました。まあ、最初から優しさの溢れる人だとは分かったけど、それを堂上教官は表現するのが苦手なんでしょうね。郁に対しての優しさが他の人とは違って恋愛も入っているのでますます2人の応援をしたくなります...この感想を読む

4.54.5
  • おむらいすおむらいす
  • 85view
  • 539文字

図書館戦争 LOVE&WAR

もともとは、有川浩さんの書いた原作の大ファンだったことがこの漫画を手にしたきっかけでした。当初は少女マンガだし、原作至上主義の私としては満足できないだろうと思い込み、購入をためらっていましたが、偶然ブックオフで見かけて、手に取ってみて、考えを改めました。それまでの私は、こうした原作者以外の人が同じ作品について書いたものは、原作の世界観を壊してしまったり、キャラクターが独り歩きしてしまっているように感じることが多かったのですが、こちらの作品は原作の細かな設定や、登場人物の心の機微、文字だけではなかなか読み取れないような部分まで丁寧に描きこまれていて、作者、弓きいろさんの原作への尊敬と愛情をとても感じられる作品だと思います。「図書館戦争」という作品自体が、大ヒットした原作を始め、アニメや実写映画にもなるほどの人気でファンも大勢いますが、そのほとんどの人が好感をもって読むことができるのではな...この感想を読む

4.04.0
  • sayonekosayoneko
  • 68view
  • 567文字

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図書館戦争 LOVE&WARの登場キャラクター

堂上篤

よみがな:どうじょう あつし ニックネーム:怒れるチビ 年齢(作品時):27歳 身長:165cm 性別:男性 国籍:日本 住まい:関東図書基地内独身寮 所属:防衛部・図書特殊部隊所属 家族構成:父、母、妹の4人家族 癖:アホか貴様と言う。

稲嶺和市

よみがな:いなみねかずいち 性別:男 住まい:日野 所属:図書隊 性格:男 ポリシー:つらい経験があった日野に住み続ける 特徴:信念を強く持っている 趣味:囲碁 物語上での目的:つらい経験をし、図書隊を作るきっかけになった人 トラウマ:日野の悪夢

笠原郁

よみがな:かさはらいく 年齢(作品時):22歳 血液型:O型 身長:170cm 性別:女 住まい:茨城県水戸市出身 所属:防衛部・図書特殊部隊所属(女性では史上初かつ唯一の特殊部隊隊員)・堂上班班員。一等図書士(後に図書士長 → 三等図書正) 性格:明朗快活で心優しい真っ直ぐな性格。正義感が強く仲間思いだが、本を狩...

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図書館戦争 LOVE&WARの名言

正論は正しい ・・・だが 正論を武器にする奴は正しくない

堂上篤

手塚の正論を使っての郁を排除したいかのような発言に対しての堂上の一言

強く見えるけどもろいところも結構あるよ あたし達と弱い部分が違うだけで 友達なんだからわかってあげよう

笠原郁

柴崎の様に情報を聞き出すことが出来ず、落ち込んでいる手塚への励まし。

落ち込むくらいなら怒っとけ

堂上篤

落ち込んでいた笠原を元気づける為、わざと怒らせるような言葉を投げかけ、立ち直らせた際の一言。

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