銃夢-GUNNM-のあらすじ/作品解説

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銃夢-GUNNM-

4.004.00
画力
4.50
ストーリー
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キャラクター
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設定
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演出
4.00
感想数
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3

銃夢-GUNNM-のあらすじ・作品解説

「銃夢-GUNNM-」(ガンム)は、集英社が発行する漫画雑誌「ビジネスジャンプ」にて1991年3号から1994年かけて連載されていたSFサイバーアクション漫画である。作者の木城ゆきと(きしろゆきと)の代表作として挙げられる。単行本は全9巻のほか、B5サイズで外伝作品が収録され、続編の「銃夢LastOrder」に向け物語の終わり方が改変されている愛蔵版が全6巻、新装版が全7巻発売されている。 遠い未来、空中に浮かぶ都市「ザレム」の真下にあり、ザレムから捨てられた廃棄物の山の周りに形成されたスラム街が舞台。スラム街には廃棄物を再利用して生きる人々が住んでおり、サイボーグを専門に診療する医師のイド・ダイスケもその一人であった。イドは廃棄物の中から記憶を失った少女型サイボーグを見つけ「ガリィ」と名付ける。物語は格闘技を使い賞金首を狩るハンターとなったガリィの戦いと生い立ち、そして世界の成り立ちの謎について描かれる。

銃夢-GUNNM-の評価

総合評価
4.004.00
(1件)
画力
4.504.50
ストーリー
4.004.00
キャラクター
3.503.50
設定
5.005.00
演出
4.004.00

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銃夢-GUNNM-の感想

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何をもって「人間」なのか考えさせらえるSFマンガです。

サイボーグ技術が発達した遠い未来の話。命がとても軽く扱われている。舞台は遠い未来の地球の「クズ鉄町」。サイボーグ技術が発達したその世界では人は簡単に体を失い、脳さえ残っていれば、全身を機械にすることもたやすく、簡単に失った体を機械に置き換え、完全な生身の人間のほうが少ないような世界。そんな世界だからか、命というものがとても軽く扱われています。日常に犯罪があり、日常に殺しがある。まるで、現実の世界の貧困のスラムを描いているような世界観です。また興味深いのが、ザレム人という高位に属する人種の住む街には「エンドジョイ(公衆自殺機)」というものが街に設置されており、死は市民にとっての権利であり、誰もが選択できるものとして認められています。脳がチップに変わっていることは、生きていると言えるのか?作中で、ザレム人(高位に位置する人種)は、成人の儀式として知らずの間に脳を取り出され、その情報を完全に...この感想を読む

4.04.0
  • じろうじろう
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  • 1027文字
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