冒険王ビィトのあらすじ・作品解説
冒険王ビィトとは月刊少年ジャンプで2002年から連載されている(2015年2月時点で2006年より長期休載中)の三条陸原作、稲田浩司作画の少年漫画である。 魔人(ヴァンデル)によって支配され「暗黒の世紀」と呼ばれる厳しい時代を大陸最強のヴァンデルバスター(魔人を退治する職業)のゼノン戦士団に入団することを目標に主人公の少年ビィトもヴァンデルバスターとなり、暗黒の世紀を終わらせるために仲間とともに奮闘する物語である。 「ダイの大冒険」の原作、作画コンビの初のドラゴンクエストを原作としない初作品なので、期待も大きかったが、作者の病気療養のため現在は単行本12巻までしか発行されていない。 2004年から2005年までテレビ東京系列でアニメ化もされるだけでなく、GBA、PS2、DSなど幅広いハードでゲーム化もされた。 また、トレーディングカードゲームや玩具などのメディアミックス展開も行っていた。
冒険王ビィトの評価
冒険王ビィトの感想
ヴァンデルバスター
ゼノン戦士団、かっこいいなぁ。ゼノンやクルスみたいな、見るからにイケメンさんが多いし、存在感が半端ない。こんな人がそばにいたら、ビィトじゃなくても憧れちゃう。でも、村人にとったらそんな強者の存在は、バケモノ、魔物と大差ないってあたりに妙にリアルさを感じます。ビィトの未熟さと不注意から、その無敵の戦士団を危機にさらしさらに皆の命と引き換えに近い状態で、命を助けてもらうことに。そのときにゼノンと血が繋がっていたことも明らかに。皆からもらった命を活かすために、とっても強くなって再登場したビィト。でも、やっぱりポアラの助けなしじゃ大ピンチだったあたりにも主人公ながら無敵のヒーローじゃない感じが出ていて、なんとも好感が持てます。テンポがいいので、あっというまに1冊読めちゃいます。