ウルフのあらすじ・作品解説
狼男をジャック・ニコルソンが演じた、1994年に公開されたアメリカのホラー映画。監督は「卒業」「ワーキング・ガール」のマイク・ニコルズ。特殊メイクは「狼男アメリカン」「愛は霧の彼方に」のリック・ベイカー。 出版社の編集局長でくたびれた中年男ウィルは、満月の夜に大きな狼を車ではね、噛まれてしまう。翌日には社長から左遷を通告され、若手局員スチュワートの仕業と知るが、直後に体調を崩した彼を介抱した社長の娘ローラと知り合うことに。けれど翌朝、妙なことに悩みは消え、気分爽快で力が漲り、反撃を開始するが、嗅覚が鋭敏になり老眼が治るなど異常な変化も起き始めていた。一方、知らぬ間にスチュワートと不倫関係にあったウィルの妻が惨殺され…。 ウィルを「ア・フュー・グッドメン」のジャック・ニコルソン、ローラを「危険な関係」のミシェル・ファイファー、スチュワートを「ぼくの美しい人だから」のジェームズ・スペイダー、ウィルの妻を「恋のためらい/フランキーとジョニー」のケイト・ネリガンが演じている。