きりひと讃歌のあらすじ/作品解説

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きりひと讃歌

4.004.00
画力
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ストーリー
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キャラクター
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設定
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演出
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きりひと讃歌の評価

総合評価
4.004.00
(1件)
画力
4.004.00
ストーリー
4.004.00
キャラクター
4.004.00
設定
3.503.50
演出
3.503.50

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きりひと讃歌の感想

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手塚治虫「冬の時代」から復活の序章的作品

当時「冬の時代」だった手塚治虫本作は1970年から1年半にわたって書かれた作品だ。本作を語るために当時の時代背景をまず確認しよう。1968年に週刊少年ジャンプが創刊し、漫画界の流れは商業主義に移行しつつあった。漫画と商業主義の関係は「作品性」と「利益性」の関係と言い換えられる。一時期(80~90年代)の少年ジャンプの人気作品は「長く続けた方が金になる」という理由で、金箔のように薄いネタをたたいて伸ばして連載を続けるという愚行を当然のふるまいとしていた。ファンタジー、ギャグとして始まっても人気が出なければバトルものに路線変更するなども日常的に行った。これらの行為は作品性を殺し、「ここで終わっていれば傑作だったのにね」「面白そうなテーマだったのに気が付けばバトル漫画」という残念な作品が量産される。代表的な例は「北斗の拳」、「デスノート」だろう。前者はラオウ昇天で、後者はLの死で終わっていれ...この感想を読む

4.04.0
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