おまけの小林クンのあらすじ/作品解説

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漫画レビュー数 3,136件

おまけの小林クン

4.334.33
画力
3.17
ストーリー
4.33
キャラクター
4.67
設定
4.00
演出
4.50
感想数
3
読んだ人
5

おまけの小林クンのあらすじ・作品解説

おまけの小林クンは、白泉社『LaLa』で1996年10月号から連載された森生まさみ著の少女漫画である。単行本全16巻、文庫版全8巻を発行。 この作品は、およそ高校生には見えない愛くるしい少年・小林大和と、隠れショタコンの優等生・小林吹雪、無愛想な野球バカ・小林健吾、整った容姿とは裏腹に性格の歪みが激しい小林千尋という4人の個性的な小林姓の生徒の関わりを描くドタバタ学園ラブコメディで、2005年10月号まで連載された。 2011年1月に発売された文庫版1巻の解説を「たれぱんだ」の作者末政ひかるが手掛け、たれぱんだと小林大和がコラボしたオリジナルイラストも掲載された。また、同年3月に発売された文庫版3巻からは新作サイドストーリーも掲載。 白泉社『AneLaLa』2015年6月号からは本作の新章『大人の小林クン』が連載を開始。『おまけの小林クン』から2年後を舞台に、大学生になった千尋の物語を描いている。

おまけの小林クンの評価

総合評価
4.334.33
(3件)
画力
3.173.17
ストーリー
4.334.33
キャラクター
4.674.67
設定
4.004.00
演出
4.504.50

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おまけの小林クンの感想

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小林くんはおまけじゃない!

おまけの小林くんは最初絵はあまり好きな感じでもないし、ショタコンやカマトトなど独特の言葉がよく出てきて、その意味がわからないと楽しめない雰囲気があっておもしろいけどそこまではまる気はしませんでした。しかし読み進めていくと、ただ4人の小林がいろいろやらかすという話だけではなくて、一人一人の小林が苦しんでいたり悩んでいるトラウマのような過去を持っていて、その壁にぶち当たったとき今までは個人個人で行動して興味すら持たなかった小林たちが、小林くんが転校してきたことで変わって助け合ったり、途中からは小林くんのことが好きなのかと思っていた委員長とケンゴくんの恋愛ストーリーも入ってきたりと目が離せなくなってしまい、ストーリーが進むにつれて絵も好きな感じに変わってきて最終的には大好きなマンガになりました。おもしろいシーンがたくさんあって、修学旅行か何かで旅行へ行ったときに委員長に欲しいものを言うと何で...この感想を読む

4.04.0
  • ysugiysugi
  • 104view
  • 516文字

けんごくんファンです

1巻を読み始めた時には絵もあまり好きではなくごちゃごちゃしている感じがしたので最終巻まで読むことになるとは思いませんでした。なぜ最後まで読んだかというとどんどんキャラクターにはまっていったからです。絵も少しずつ変わっていって途中からとてもかわいくなってきました。小林という苗字の4人のキャラクターが出てきます。それぞれ問題を抱えていますが、主役の小林くんと関わるうちにそれぞれがどんどん変わっていって仲が深まっていきます。主役の小林くんは高校生なのに見た目は小学生みたいにかわいいです。小さい頃に両親が亡くなって親戚をたらい回しにされたり辛い思いもたくさんしてきたからか、人の気持ちに敏感でとっても優しくてでもなんだか心配になるキャラクターでした。4人の小林のうち唯一の女の子吹雪ちゃんは優等生でクラスのみんなからとっつき辛いと思われていましたが、小林くんに出会ったことでクラスにも打ち解けていき...この感想を読む

4.54.5
  • kaokaokaokao
  • 63view
  • 689文字

号泣しました。

とても好きな作品です。「おまけの」小林くん、という響きの切なさに、読んでいく中で気付かされました。私は「おまけ」イコール「嬉しいもの」とばかり捉えていたので、少し意外で、だからこそ哀しかったです。最後まで読み終えてみると、小林くんメインの話はむしろ少なかったように感じるくらい、他の小林3人が魅力的に描かれていて、作中で大きい小林くんが「おまけにもあたりとはずれがある」と言ってましたが、他の3人を励まし引き立て輝かせる、大当たりの「おまけ」だったんだなぁと感じました。吹雪ちゃんと健吾くんがくっついてからはホントにおまけになっちゃった感のある小林くんですが(笑)、とても愛おしかったです。結局、この作品の「おまけ」のキーワードで描かれているのは、それぞれのコンプレックスだったんだろうなぁと思うと、それぞれのコンプレックスが絡み合って混ざり合って最後には解きほぐされていく、その中心にあったのが小林...この感想を読む

4.54.5
  • たつきたつき
  • 72view
  • 648文字

おまけの小林クンの登場キャラクター

小林燕

よみがな:こばやしつばめ 生年月日:9月9日 血液型:O型 身長:175㎝ 性別:男 国籍:日本 所属:向日葵高校A組担任 性格:飄々としている 特徴:常にサングラスをかけている 趣味:アイドル

小林大和

よみがな:こばやしやまと 生年月日:3月12日 血液型:O型 身長:149,8㎝ 星座:うお座 性別:男 国籍:日本 所属:向日葵高校A組 性格:純真、フェミニスト、包容力がある トラウマ:5歳の時両親と姉を交通事故で亡くし、

小林千尋

よみがな:こばやしちひろ 生年月日:9月22日 血液型:B 身長:177,5㎝ 星座:おとめ座 性別:男 国籍:日本 性格:いつもへらへら笑っており何を考えているかわからない。ひねくれもの。 特徴:霊感が強い 特技:人に罠を仕掛ける

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おまけの小林クンの名言

けどねあげはチャン 知ってて傷つけるのはサディストで 知らずに傷つけるのは無知だ 言っておくけど無知は時に罪だよ

小林千尋

斉藤あげはは、小林千尋や健吾、大和など色々な人に毒舌な発言をしていた。そんな中、大和への発言の危うさを感じていた千尋があげはを牽制するために発した言葉。

笑ってる人は痛みを感じないと思った?

小林燕

大和を拒絶する言葉を口にした後日、大和の異変に気が付いた燕が、斉藤あげはに問いただす。笑っていたから大丈夫と返答したあげはに、燕が諭すために発した言葉。 傷つく言葉を言われても、笑って対応することは私達の社会でも大いにあります。それを理解して、人を傷つける言葉かいなかを考えて言葉を発することの重要性と、自分の言葉を振り返ることの大切さを学ばされました。

言っちゃダメ 周りにいるヒトが耳にするだけで傷つく言葉だから どの傷がしみるかなんて ボクらにはわかんないでしょう?

小林大和

大林鷹士が吹雪にブスと言ったことに対して、大和が注意した言葉。

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