小林くんはおまけじゃない!
おまけの小林くんは最初絵はあまり好きな感じでもないし、ショタコンやカマトトなど独特の言葉がよく出てきて、その意味がわからないと楽しめない雰囲気があっておもしろいけどそこまではまる気はしませんでした。しかし読み進めていくと、ただ4人の小林がいろいろやらかすという話だけではなくて、一人一人の小林が苦しんでいたり悩んでいるトラウマのような過去を持っていて、その壁にぶち当たったとき今までは個人個人で行動して興味すら持たなかった小林たちが、小林くんが転校してきたことで変わって助け合ったり、途中からは小林くんのことが好きなのかと思っていた委員長とケンゴくんの恋愛ストーリーも入ってきたりと目が離せなくなってしまい、ストーリーが進むにつれて絵も好きな感じに変わってきて最終的には大好きなマンガになりました。
おもしろいシーンがたくさんあって、修学旅行か何かで旅行へ行ったときに委員長に欲しいものを言うと何でも出てきて、あんな軽そうな普通のサイズのカバンにどうやってしまっているのかと思い、マンガだからできることだなと思っていたら委員長のカバンを持ってあげたケンゴがビックリしてしまうくらいの重さで、そこはやっぱり重いのかと笑ってしまいました。- あなたも感想を書いてみませんか?
- レビューンは、作品についての理解を深めることをコンセプトとしたレビューサイトです。
コンテンツをもっと楽しむための考察レビューを書けるレビュアーを大歓迎しています。 - 会員登録して感想を書く(無料)