許されないほどの弱さなんてありえない
ちはや
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アーシアンは、1987年から1996年にかけて、新書館の雑誌「月刊ウィングス」及び「サウス」で連載した高河ゆんのSF漫画。新書館から出版された単行本には、ストーリー終盤とその後発表された外伝(The Secret Garden)が含まれていなかった。その後2002年に外伝のリメイク版(秘密の花園)を含む完結版の単行本が、創美社から発行された。 物語の主人公は若い天使達で、惑星エデンと地球が舞台である。彼らは地球を滅ぼすべきか否か裁定するために地球に派遣され、地球人の行動を2人一組で調査する。ところが天使達の間に不治の病が広がり、彼らもまた種の危機に瀕する。このような物語全体を貫く滅亡のイメージが、作者独特の美しく危うげなタッチと相俟って人気を呼び、1988年から1996年にかけてメディアミックスが盛んに行われ、オリジナルアルバムが4作、OVAが3作、オーディオドラマが4作、それぞれ発売された。作者は絵柄にも定評があり、1988年から2005年にかけて本作の画集が3冊出版された。
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地球のマイナスポイントをつける調査員である影艶から、「アーシアン(地球人)は弱い、あまりにも許されないほど。」と言われた際にちはやが言った台詞。
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さやかと揉めて独房に入れられたちはやと影艶、さやかの三人でしりとりをしていたが、さやかが寝てしまい、影艶と話しているちはやが物思いに耽る場面。